機能説明
本コマンドはDesktop Patrolのデータベースの内容をバックアップします。
記述形式
SWDTP_dbbk.exe | バックアップファイル格納ディレクトリ [/xテナント識別子] |
オプション
データベースのバックアップ情報を格納するディレクトリを指定します。絶対パスで指定し、パスに空白が含まれる場合はパス全体を引用符で囲んでください。また、指定できる文字数は引用符を除いて最大200バイトです。
本オプションは、マルチテナント版でのみ指定できます。
テナント単位で実行する場合にテナント識別子を指定します。
先頭が英字で始まる半角英数字1~18文字を指定してください。ただし、英字については大文字のみ指定可能です。
SWDTPはシステムで予約されている識別子のため指定できません。
復帰値
0:正常終了
0以外:異常終了
コマンド格納場所
DTPインストールディレクトリ\bnserv\bin |
実行に必要な権限/実行環境
以下のどちらかの利用者でWindowsにログオンしてから実行する必要があります。
運用環境保守ウィザードにより、運用環境の構築または運用環境の拡張を行った利用者
dtpctlusr.exeコマンドで追加した利用者
CSインストールPC上で実行してください。
注意事項
バックアップおよびリストアを行う場合は、バックアップする環境とリストアする環境は同じ条件である必要があります。
本コマンドを実行する前にITBudgetMGR(INV)サービスを停止してください。また、実行完了後はITBudgetMGR(INV)サービスを再起動してください。
使用例
バックアップファイルの格納先を“D:\TEMP\DTBAKUP”と指定し、データベースのバックアップを行います。
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\bnserv\bin\SWDTP_dbbk.exe" D:\TEMP\DTBAKUP |
処理が失敗した場合は、エラーメッセージが出力されます。詳細は、“3.3.6 DTPデータバックアップコマンドで出力するメッセージ”を参照してください。