機能説明
本コマンドは、サーバの環境設定を変更する場合に使用するコマンドです。以下の情報を変更できます。
CT稼働状況ログの格納先
CT稼働状況ログの管理日数
本コマンドはCS上で実行することで、CS用の環境ファイルに反映を行います。反映が行われると各設定値が有効となります。
記述形式
SVPolicy.exe | [-ctlogsave CT稼働状況ログの格納先] |
SVPolicy.exe | {-h|-help} |
オプション
CT稼働状況ログの格納先フォルダを128バイト以下で指定します。ネットワークドライブは指定できません。
書き込み可能な存在するフォルダをフルパスで指定してください。
本オプションを省略した場合は、以下のフォルダ配下に格納されます。
CSインストールディレクトリ\FJSVsbinv\ct_trace
CT稼働状況ログの管理日数を指定します。
0~366が指定可能です。0が指定された場合には、管理日数は無制限となります。
本オプションを省略した場合は、30日が設定されます。
標準出力に本コマンドの使用方法を出力します。
復帰値
0: 正常終了
0以外: 異常終了
コマンド格納場所
CSの以下のフォルダ
CSインストールディレクトリ\FJSVsbtrs\bin |
実行に必要な権限/実行環境
Administrator権限が必要です。
本コマンドはCSで実行する必要があります。
注意事項
Systemwalker Desktop Patrol のサービス(ITBudgetMGR(INV))を停止する必要はありません。
CT稼働状況ログの格納先を変更した場合は、変更したフォルダに圧縮フォルダの設定を行うことをお勧めします。圧縮フォルダの設定方法については、“Systemwalker Desktop Patrol 導入ガイド”の“CT稼働状況ログの格納先の設定”を参照してください。
使用例
CT稼働状況ログを“C:\temp\ctlog”配下に格納し、管理日数を10日に設定します。
"C:\Program Files\Fujitsu\Systemwalker Desktop Patrol\FJSVsbtrs\bin\SVPolicy.exe" -ctlogsave “C:\temp\ctlog” -ctlogdate 10 |
実行結果/出力形式
コマンドが正常に実行された場合は、以下のメッセージが出力されます。
Command execution succeeded. |
処理が失敗した場合は、エラーメッセージが出力されます。詳細は、“3.3.11 サーバ環境設定コマンドで出力するメッセージ”を参照してください。