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ETERNUS SF Express 15.2/ Storage Cruiser 15.2/ AdvancedCopy Manager 15.2 バージョンアップガイド
ETERNUS

2.2.2 Storage Cruiser 15.1での変更点

関係管理の表示の中止

関係管理の一部の表示を中止しました。
15.1ではEnd to Endビューにマウントポイントとマルチパスドライバデバイスが表示されます。
詳細は「End to End ビューの表示内容を変更」を参照してください。


End to End ビューの表示内容を変

End to End ビューの表示内容に、Storage Cruiserエージェントから取得したマウントポイントとマルチパスドライバデバイスを追加しました。CSV出力も同様です。

バージョン

非互換の内容

15.0以前

表示内容は以下のとおりです。

  • サーバ

    • 名前

    • タイプ

    • インターフェースタイプ

    • HBA WWPN

    • HBA iSCSI名/IPアドレス

  • スイッチ(サーバ側)

    • 名前

    • ポート

  • スイッチ(ストレージ側)

    • 名前

    • ポート

  • ストレージ

    • 名前

    • ポート

    • AG

    • LUN

    • ボリューム

    • TPP

    • RG

    • RG(連結)

15.1

表示内容は以下のとおりです。

  • サーバ

    • 名前

    • タイプ

    • マウントポイント

    • マルチパスドライバデバイス

    • インターフェースタイプ

    • HBA WWPN

    • HBA iSCSI名/IPアドレス

  • スイッチ(サーバ側)

    • 名前

    • ポート

  • スイッチ(ストレージ側)

    • 名前

    • ポート

  • ストレージ

    • 名前

    • ポート

    • AG

    • LUN

    • ボリューム

    • TPP

    • RG

    • RG(連結)

注意

以下の場合は、[マウントポイント]項目および[マルチパスドライバデバイス]項目に、"-"(ハイフン)が表示されます。

  • 管理対象サーバノードのOSがWindowsの場合、かつStorage Cruiserエージェントのバージョンが15.0の場合


マップ表示を変更

マップ表示を以下のように変更しました。

バージョン

非互換の内容

14.2以前

マップ表示(アイコン表示)とリスト表示が可能です。
マップ表示では各アイコンの結線表示、アクセスパスの状態表示、アクセスパスを形成している物理結線表示、およびドラッグ&ドロップによるアクセスパスの設定が可能です。

15.0

リスト表示だけ可能です。マップ表示はできません。
マップ表示に関連する各アイコンの結線表示、アクセスパスの状態表示、アクセスパスを形成している物理結線表示、およびドラッグ&ドロップによるアクセスパスの設定はできません。

15.1

マップ表示とリスト表示が可能です。
マップ表示では各アイコンの結線表示、アクセスパスの状態表示、アクセスパスを形成している物理結線表示が可能です。
ドラッグ&ドロップによるアクセスパスの設定はできません。


Extended Copyセッションのカウント方法とセッション一覧画面のデフォルトフィルターを変更

アドバンスト・コピーのオーバービュー画面(注1)のセッション欄、ローカルコピー・セッション欄で表示するコピーセッション数のカウント方法を変更しました。
また、セッション一覧画面(注2)を開いたときに選択されているコピータイプのフィルター項目を変更しました。

バージョン

非互換の内容

15.0

  • セッションとローカルコピー・セッションに、Extended Copyセッションを含みます。

  • セッション一覧画面を表示した時のコピータイプのフィルター項目に"All"が選択されます。

15.1

  • セッションとローカルコピー・セッションに、Extended Copyセッションを含みません。

  • セッション一覧画面を表示した時のコピータイプのフィルター項目に"All Local or REC"が選択されます。

注1: 以下の操作で表示される画面です。

  1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。

  2. メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。

注2: 以下の操作で表示される画面です。

  1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。

  2. メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。

  4. カテゴリーペインで、[コピーセッション]をクリックします。


コピーテーブルサイズの設定方法を変更

アドバンスト・コピー設定ウィザード画面(注)で設定する、カスタムのコピーテーブルサイズの指定方法を変更しました。

バージョン

非互換の内容

15.0

カスタムのコピーテーブルサイズを、プルダウンリストで指定します。

15.1

カスタムのコピーテーブルサイズを、スピンボタンで指定または直接入力します。

注: 以下の操作で表示される画面です。

  1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。

  2. メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。

  4. [アドバンスト・コピー]ペインで、[設定]をクリックします。

  5. アクションペインで、[ウィザード]の下にある[アドバンスト・コピー]をクリックします。


コピーテーブルサイズに設定できる最小値を変更

アドバンスト・コピー設定ウィザード画面(注1)で設定する、カスタムのコピーテーブルサイズの最小値を変更しました。

また、リモートコピー設定ウィザード(注2)で設定する、コピーテーブルサイズの最小値を変更しました。

バージョン

非互換の内容

15.0

設定できる最小値は0です。

15.1

設定できる最小値は8です。

注1: 以下の操作で表示される画面です。

  1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。

  2. メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。

  4. [アドバンスト・コピー]ペインで、[設定]をクリックします。

  5. アクションペインで、[ウィザード]の下にある[アドバンスト・コピー]をクリックします。

注2: 以下の操作で表示される画面です。

  1. グローバルナビゲーションタブの[ストレージ]をクリックします。

  2. メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。

  3. カテゴリーペインで、[アドバンスト・コピー]をクリックします。

  4. [アドバンスト・コピー]ペインで、[RECパス]または[RECバッファー]をクリックします。

  5. アクションペインで、[ウィザード]の下にある[リモートコピー設定]をクリックします。


ポートに関するコマンド(storageadm port)の出力内容を変更

以下の装置に対する、ポートに関するコマンド(storageadm port)の出力内容を変更しました。

装置名

装置のCM数

1CMあたりのポート数

ETERNUS2000

1

2

ETERNUS DX60

1

2

2

1

ETERNUS DX60 S2

1

2

2

1

ETERNUS DX80

1

2

2

1

ETERNUS DX90

1

4

以下のように出力内容を変更しました。

バージョン

非互換の内容

15.0以前

存在しないポートの情報も表示します。

[コマンド実行例]

# /opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm port info -ipaddr 1.2.3.4 -csv
PORT ID,PORT NAME,STATUS,TYPE,AFFINITY,PORT ADDRESS,SUPPLEMENT INFORMATION
00,CM0Port0,Online,FC-CA,On,1234567890ABCDEE,-
01,CM0Port1,Undefined,FC-CA,Off,0000000000000000,-
10,CM1Port0,Online,FC-CA,On,1234567890ABCDEF,-
11,CM1Port1,Undefined,FC-CA,Off,0000000000000000,-

15.1

存在しないポートの情報は表示しません。

[コマンド実行例]

# /opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm port info -ipaddr 1.2.3.4 -csv
PORT ID,PORT NAME,STATUS,TYPE,AFFINITY,PORT ADDRESS,SUPPLEMENT INFORMATION
00,CM0Port0,Online,FC-CA,On,1234567890ABCDEE,-
10,CM1Port0,Online,FC-CA,On,1234567890ABCDEF,-

iSCSIポートに関するコマンド(storageadm iscsiport)の出力内容を変更

以下の装置に対する、iSCSIポートに関するコマンド(storageadm iscsiport)の出力内容を変更しました。

装置名

装置のCM数

1CMあたりのポート数

ETERNUS2000

1

2

ETERNUS DX60

1

2

2

1

ETERNUS DX60 S2

1

2

2

1

ETERNUS DX80

1

2

2

1

以下のように出力内容を変更しました。

バージョン

非互換の内容

15.0以前

存在しないiSCSIポートの情報も表示します。

[コマンド実行例]

# /opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm iscsiport info -ipaddr 1.2.3.4 -csv
PORT ID,NAME,STATUS,TYPE,AFFINITY,ISCSI NAME,IP ADDRESS
00,CM0Port0,Online,iSCSI-CA,On,iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029,172.16.4.40
01,CM0Port1,Undefined,iSCSI-CA,Off, ,-
10,CM1Port0,Online,iSCSI-CA,On,iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029,172.16.4.41
11,CM1Port1,Undefined,iSCSI-CA,Off, ,-

15.1

存在しないiSCSIポートの情報は表示しません。

[コマンド実行例]

# /opt/FJSVssmgr/sbin/storageadm iscsiport info -ipaddr 1.2.3.4 -csv
PORT ID,NAME,STATUS,TYPE,AFFINITY,ISCSI NAME,IP ADDRESS
00,CM0Port0,Online,iSCSI-CA,On,iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029,172.16.4.40
10,CM1Port0,Online,iSCSI-CA,On,iqn.2000-09.com.fujitsu:storage-system.e2000:0000000029,172.16.4.41