Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンド(DTKIMPDP.EXE)で指定する廃棄フォルダ情報のCSVファイルについて説明します。
本ファイルは、Systemwalker Desktop Patrolで出力した“廃棄PC一覧情報ファイル”を元に作成してください。“廃棄PC一覧情報ファイル”については、Systemwalker Desktop Patrolのマニュアルを参照してください。
廃棄フォルダ情報ファイルを指定する場合は、“1.10 DTKIMPDP.EXE(Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込み)”を参照してください。
ファイル名
任意(*.*)。
ファイル作成時にユーザーが任意にファイル名を指定します。
使用用途
このCSVファイルは、Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込みコマンド実行時に、オプション /E を指定した場合に使用します。
Systemwalker Desktop Patrolの廃棄フォルダ配下に存在するクライアント(CT)情報を、Systemwalker Desktop Keeperに取り込むときに使用します。
格納場所
ローカルドライブ上の任意の場所に格納します。
ファイル形式
以下の形式のCSVファイルです。
文字コード:Shift JIS
項目括り:「"」(半角のダブルクォーテーション)
項目区切り:「,」(半角のカンマ)
項目長:可変長
行終端文字:CRLF (0x0d+0x0a)
※ファイルの最後が改行コードであること。
CSV形式ファイルは、1行目はタイトル行、2行目以降はデータ行となります。
入力するCSVファイルの項目名と説明は、以下のとおりです。
No. | 項目名(注1) | 説明 |
1 | バージョン情報 (必須) | “1.0”固定です。 |
No. | 項目名(注1) | 説明 |
1 | レコード区分 (必須) | “3”固定です。 |
2 | DTPID (必須) | Systemwalker Desktop Patrolの廃棄PC一覧情報ファイルのユーザーIDとPC名を以下のとおりに記述してください。 “ユーザーID+PC名” |
3 | 自グループID (必須) | Systemwalker Desktop Patrolの廃棄PC一覧情報ファイルの部門コードを記述してください。 |
以下にCSVファイル作成例を示します。
"1.0" "3","user0001+PC001","0001"
上記の“廃棄フォルダ情報ファイル”の作成例は、Systemwalker Desktop Patrolの“廃棄PC一覧情報ファイル”の内容が以下のとおりであった場合を例にしています。
"2008/07/03 13:40:02" "廃棄PCグループ名","グループ登録日","廃棄状況","廃棄完了日","PC名","ユーザーID","ユーザー名","部門コード","部門名","コンピュータ名","IPアドレス","MACアドレス","ドメイン名","ビル名","リース契約No","リース契約会社","初期購入日","リース契約日","リース開始日","リース終了日","リース備考","財産番号","製造号機","稼働備考","用途備考","ビル備考","購入先名","取得製番","取得年月","現品番号","商品備考" "2008年度7月廃棄","2008/07/03 13:39:55","0","","PC001","user0001","user0001","0001","営業部","PC001.DTK-DOMAIN.local","192.168.1.1","00:19:99:21:B9:0C","DTK-DOMAIN","横浜","","","","","","","","","","","","","","","","",""