機能説明
ログテーブルの初期化により、全ログレコードを削除します。
テーブル領域をフォーマットする事で、レコードを削除するよりも短時間でログの削除が行えます。また、オプション指定により、自動拡張機能により取得した領域をすべて開放してデータベースの空き領域を増やす事ができます。
記述形式
DTKTBLTRUNCATE.BAT DTKDB {OPELOG | SETTINGSLOG | ALLLOG} [REUSE] [NOPROMPTLOG] [-Y|-y]
オプション
固定値です。
オプションの文字列は、英大文字/英小文字が使用できます。全角文字での指定はできません。
ログテーブルを処理したい場合に指定します。
設定変更ログテーブルを処理したい場合に指定します。
ログテーブルと、設定変更ログテーブルの両方を処理したい場合に指定します。
各テーブルが自動拡張により取得した領域を開放したい場合に指定します。
省略可能です。
クライアント(CT)から採取された、PromptLogフォルダ配下のコマンドプロンプトログのテキストファイルを削除したくない場合に指定します。
<処理対象>にOPELOGかALLLOGを指定してNOPRONPTLOGを省略した場合、PromptLogフォルダ配下の全てのファイルは削除されます。
<処理対象>にSETTINGSLOGを指定してNOPRONPTLOGを省略した場合、コマンドプロンプトログは削除しません。
省略可能です。(ログテーブルとPromptLogは対になっているため、OPELOG,ALLLOGを指定するとPromptLogも削除します。設定変更ログテーブルはPromptLog と関係ないため、SETTINGSLOGの指定では、PromptLogを削除しません。)
「-Y」または「-y」を入力すると、実行直後の確認メッセージと、実行終了時の確認メッセージをきかない動作をさせます。
「-Y」または「-y」を指定して実行
(何も表示せず処理)
「-Y」または「-y」を省略して実行
[実行の確認を行います。(中断する場合は CTRL+C キー)]および [続行する場合には何かキーを押してください...] ここで、[Enter]キーを押すと、処理を継続します。[CTRL]キーと[C]キーを同時に押せば、処理を中断します。 ・ ・ (中略) ・ ・ 続行するには何かキーを押してください... ここで、[Enter]キーを押すと、処理を継続します。
復帰値
正常終了
パラメータエラー
正常終了以外
コマンド格納場所
データベース関連ファイルのインストールフォルダ\BackupCommand\DTKTBLTRUNCATE.BAT
実行に必要な権限/実行環境
ローカルコンピュータのAdministratorsグループに所属するユーザーまたは、ドメインのDomain Adminsグループに所属するユーザーで行ってください。
管理サーバ、または統合管理サーバ上で実行してください。
管理サーバのサービスやバックアップ機能、リストア機能、Active Directory連携機能、Systemwalker Desktop Patrol構成情報取り込み機能など、他にデータベースをアクセスするプログラムをすべて停止してから実行してください。
注意事項
コマンド実行前に、データをバックアップしていることを確認してください。
データベース容量が大きい場合は、コマンド終了までに数分~数十分程度がかかる場合があります。
Windows Server® 2008環境、またはWindows Server® 2012環境で本コマンドを実行する場合は、コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動する必要があります。
使用例/実行結果/出力形式
C:\DTKDB\BackupCommand> DTKTBLTRUNCATE.BAT DTKDB ALLLOG REUSE -y 2012/06/16-16:39:35.29 (1) 【開始】ログ系テーブルの初期化処理 2012/06/16-16:39:35.29 (1-1) COMMONLOG1 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:39:35.51 (1-2) COMMONLOG2 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:39:35.70 (1-3) COMMONLOG3 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:39:35.90 (1-4) FILEACCESSLOG 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:39:36.07 (1-5) FILEBRINGOUTLOG 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:39:36.29 (1-6) LOGINGUARDLOG 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:39:36.46 (1-7) LOGKEYWORDS 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:39:36.67 (1-8) PRINTLOG 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:39:36.85 (1-9) SESSIONMANAGE 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:39:37.03 (1-10) STARTUPGUARDLOG 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:39:37.21 (1-11) コマンドプロンプトログファイル 削除 2012/06/16-16:39:37.21 (1) 【終了】ログ系テーブルの初期化処理 2012/06/16-16:39:37.21 (2) 【開始】設定変更ログ系テーブルの初期化処理 2012/06/16-16:39:37.21 (2-1) SETTINGSLOG 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:39:37.39 (2-2) SETTINGSLOG 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:39:37.48 (2) 【終了】設定変更ログ系テーブルの初期化処理 C:\DTKDB\BackupCommand>
C:\DTKDB\BackupCommand> DTKTBLTRUNCATE.bat DTKDB OPELOG REUSE -y 2012/06/16-16:33:20.87 (1) 【開始】ログ系テーブルの初期化処理 2012/06/16-16:33:20.87 (1-1) COMMONLOG1 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:33:21.06 (1-2) COMMONLOG2 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg03620u:DSI'COMMONLOG2_IX2DSI'がアクセス禁止状態です (システム名=SWDTK) qdg12075u:rdbfmtが異常終了しました 復帰コード -2 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:33:21.15 ERROR:COMMONLOG2_IX2DSI 初期化異常 (RC=-2) 2012/06/16-16:33:21.15 異常終了しました
C:\DTKDB\BackupCommand> DTKTBLTRUNCATE.BAT DTKDB SETTINGSLOG 実行の確認を行います。(中断する場合は CTRL+C キー) 続行するには何かキーを押してください . . . 2012/06/16-16:43:20.93 (2) 【開始】設定変更ログ系テーブルの初期化処理 2012/06/16-16:43:20.93 (2-1) SETTINGSLOG 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:43:21.07 (2-2) SETTINGSLOG 初期化 qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) qdg12074i:rdbfmtが正常終了しました 復帰コード 00 (システム名=SWDTK) 2012/06/16-16:43:21.18 (2) 【終了】設定変更ログ系テーブルの初期化処理 続行するには何かキーを押してください . . . C:\DTKDB\BackupCommand>