スマートデバイス(エージェント)に適用できるポリシーはCTポリシーです。ユーザーポリシーは適用できません。
スマートデバイスの言語設定は日本語にしてください。その他の言語設定の場合、ログの採取や操作の禁止が正常に動作しない場合があります。
スマートデバイス(エージェント)と管理サーバ間では、定期的にデータの送受信を行います。そのため、パケット通信プランについては必ず定額プランに加入してください。タイミング、送受信されるデータについては<スマートデバイス(エージェント)と管理サーバの通信タイミング>を参照してください。
スマートデバイス(エージェント)と管理サーバの通信タイミングは以下のとおりです。したがって、管理コンソールでスマートデバイス(エージェント)のポリシーの更新を行い、[即時更新を行う]ボタンを選択しても、以下のタイミングまでは、スマートデバイス(エージェント)には更新されたポリシーは適用されません。
スマートデバイス(エージェント)、スマートデバイス中継サーバ間はIPv6での通信は対応しておりません。
<スマートデバイス(エージェント)と管理サーバの通信タイミング>
タイミング | 通信内容 | |
---|---|---|
スマートデバイス(エージェント) → 管理サーバ | 管理サーバ → スマートデバイス(エージェント) | |
スマートデバイス(エージェント)を起動したとき(※3) | 端末情報 蓄積されている操作ログ 蓄積されている禁止ログ | ポリシー情報 |
8時間毎(※1) | 蓄積されている操作ログ(※2) | - |
1時間毎(※1) | 蓄積されている禁止ログ(※2) | - |
1日1回決められた時間 (12:00~13:00の間) | 端末情報(※2) | ポリシー情報 |
スマートデバイス(エージェント)側で「今すぐ同期する」ボタンを選択したとき | 端末情報 蓄積されている操作ログ 蓄積されている禁止ログ | ポリシー情報 |
※1)エージェントを起動した時刻を基準とします。
※2)通信状態等により情報を送受信できない場合は、次のタイミングでの送受信となります。
※3)スマートデバイス(エージェント)の設定画面で、[起動時に同期する]にチェックが入っている場合です。
(スマートデバイス(エージェント)は、スマートデバイスが起動すると起動します。)
スマートデバイスの環境変更をする標準アプリケーション(例:設定)により、利用者がスマートデバイス(エージェント)をアンインストールすることができてしまいます。対策として以下の内容を検討実施してください。
運用面では、スマートデバイス(エージェント)のアンインストールをしないように指導
「アプリケーション構成変更ログ」により、プロセスの終了やアンインストールするアプリケーションを監視し、導入された形跡がある場合は、そのアプリケーションを使用禁止とする等の操作監視および操作制限を推奨します。
スマートデバイス(エージェント)は、CT登録時自動振り分けファイル(DTKCTEntry.csv)を利用したCT登録時自動振り分けには対応していません。スマートデバイス(エージェント)は、新規登録時はすべてルート直下に配置されます。
注意
スマートデバイス中継サーバとスマートデバイスエージェントは定期的に通信を行います。
そのため、Wi-Fi接続によってスマートデバイス中継サーバとの通信を行う場合は、スリープ時にWi-Fi接続を切断しないよう、以下の設定を行ってください。
[設定]-[無線とネットワーク]-[Wi-Fi設定]-[詳細設定]-[Wi-Fiのスリープ設定]「スリープにしない」を
選択する。
(お使いの機種によっては、設定箇所が異なる場合があります。詳しくはお使いの機種の取扱説明書を
ご確認ください。)
本設定を行うことでバッテリーの持ち時間に影響を及ぼす可能性があります。
本設定を行わない場合には「今すぐ同期する」ボタンを使用して、手動で定期的にスマートデバイスサーバと同期するようお願いいたします。
本設定は3G回線でスマートデバイス中継サーバと通信を行う場合には必要ありません。