ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Desktop Keeper  トラブルシューティングガイド
Systemwalker

4.1 資産の退避に関するトラブル

1. バックアップコマンドでデータを退避しましたが、コマンドプロンプト操作ログが退避されていません。


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因

コマンドプロンプト操作ログは、バックアップコマンドでの退避を行うことはできません。


  【対処方法】

以下マニュアルを参照し、退避してください。V13.0.0以降は、コマンドプロンプト操作ログは、バックアップコマンドでの採取対象となっています。

[参照マニュアル]

Systemwalker Desktop Keeper 導入手引書  3.1.1.2 ユーザ資産
■ログ情報(コマンドプロンプト操作ログ)  の表

[退避するデータ]

PromptLogフォルダの配下すべて


2. バックアップコマンドを実行したらエラーで終了しました。(1)


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


エラーメッセージ

イベントログに以下のメッセージが表示されます。

「qdg12148e:SQL文の実行で重症エラーを検出しました:'JYP5007E RDBIIサーバ空間内のメモリ不足が発生しました.' (システム名=SWDTK).」
「qdg12102u:RDBII空間内ローカルメモリ不足が発生しました (システム名=SWDTK)」

◆ 原因

一度にバックアップまたは削除するログ件数が多いため、メモリ不足が発生しました。


  【対処方法】

対象期間を短くして、再度バックアップまたは削除を行ってください。


3. バックアップコマンドを実行したらエラーで終了しました。(2)


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


エラーメッセージ

[BKCI-ERR030] データベースのアクセスに失敗しました。データベース名、ユーザーID、またはパスワードが正しいか、確認してください

◆ 原因

初期管理者(ユーザーID:SecureAdmin)のユーザーID、パスワードでバックアップコマンドを実行しようとしました。


  【対処方法】

バックアップ・リストアに対するアクセス権が設定された管理者のユーザーID、パスワードを指定して実行してください。

管理者の設定方法は“Systemwalker Desktop Keeper 導入ガイド”の“管理者情報を設定する”を参照してください。


4. ログの削除処理を行ったところ、エラーで終了しました。


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


エラーメッセージ

イベントログに以下のメッセージが表示されます。

「エラー : 9002、レベル : 17、状態 : 6 データベース 'DTKDB' のログ ファイルはいっぱいです。ログ領域を解放するには、
データベースのトランザクション ログをバックアップしてください。 」

◆ 原因

データベースのトランザクション容量が不足しているため、ログ削除できない状態になっている可能性があります。


  【対処方法】

以下の手順でトランザクションログ領域をバックアップしてください。

  1. スタートメニューから[Microsoft SQL Server]-[Enterprise Manager]を起動します。

  2. 左側のツリーから、[コンソールルート]-[Microsoft SQL Servers]-[SQL Server グループ]-[(local)(Windows NT)]-[データベース]-[DTKDB(Desktop Keeperのデータベース名)]を右クリックし、「データベースのバックアップ」を選択します。

  3. [全般]タブで以下を設定します。

    • [データベース]:[DTKDB]を指定します。

    • [バックアップ]:[トランザクションログ]を指定します。

    • [出力先]:トランザクションログをバックアップするファイル名を指定します。

  4. [オプション]タブで[アクティブでないエントリをトランザクションログから削除]をチェックします。

  5. [OK]ボタンをクリックすると、トランザクションログのバックアップが行われます。

※詳細な手順は、SQLサーバのマニュアルを参照してください。