1. DVD/CDへの持出しが行えません。
対象となるバージョン/エディション
BE V12.0L10 | BE V12.0L20 | BE V13.0.0 | BE V13.2.0 | BE V13.3.0 | V14.0.0/V14.0.1 | |
SE V12.0L20 | SE V13.0.0 | SE V13.2.0 | SE V13.2.1 | SE V13.3.0 | V14.1.0 | |
V14.2.0 | V14.3.0 |
◆ 原因
DVD/CDに対する持出しに対応していないバージョンを使用しているか、対応していないOSを使用しているためです。
[バージョンとOSの関係]
V12.0L10/V12.0L20の場合
DVD/CDへの持出しができません。
V13.0.0/V13.2.0/V13.2.1の場合
Windows® XPのとき
CD-R/RWに対する持出しができます(DVDは不可)。
その他のOSのとき
DVD/CDに対する持出しができません。
V13.3.0/V14.0.0の場合
Windows® XPのとき
CD-R/RWに対する持出しができます(DVDは不可)。
Windows Vista®のとき
CD-R/RWおよびDVD-R/RWに対する持出しができます。
その他のOSのとき
DVD/CDに対する持出しができません。
V14.0.1以降の場合
Windows® XPのとき
CD-R/RWに対する持出しができます(DVDは不可)。
Windows Vista®のとき
CD-R/RWおよびDVD-R/RWに対する持出しができます。
Windows® 7のとき
CD-R/RWおよびDVD-R/RWに対する持出しができます。
その他のOSのとき
DVD/CDに対する持出しができません。
【対処方法】
V13.0.0以降は、Windows® XPにおいて、CDへの暗号化持出し/通常持出し機能を実装しています。
V13.3.0以降は、Windows Vista®において、DVD/CDへの暗号化持出し/通常持出し機能を実装しています。
V14.0.1以降は、Windows® 7において、DVD/CDへの暗号化持出し/通常持出し機能を実装しています。
2. 持出しユーティリティで暗号化したファイルをメールに添付して送信すると、受信側でファイルを復号できなくなります。
エラーメッセージ
「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません。アクセス許可がない可能性があります。」
※Windowsのエラーメッセージです。
対象となるバージョン/エディション
BE V12.0L10 | BE V12.0L20 | BE V13.0.0 | BE V13.2.0 | BE V13.3.0 | V14.0.0/V14.0.1 | |
SE V12.0L20 | SE V13.0.0 | SE V13.2.0 | SE V13.2.1 | SE V13.3.0 | V14.1.0 | |
V14.2.0 | V14.3.0 |
◆ 原因
Windowsのセキュリティ機能が動作するため、メールに添付されたプログラムを実行できません。
【確認ポイント】
Windows® XP SP2以降を使用している場合に発生します。
【対処方法】
実行したいファイルのプロパティを表示し、[全般]タブの画面内の[セキュリティ]項目にある[ブロックの解除]ボタンをクリックしてください。ファイルを復号できるようになります。
ただし、メールに添付されてきたファイルを実行する前に、実行しても安全なプログラムであることを確認してください。
3. 持出しユーティリティを使用してU3規格のUSBメモリに暗号化持出しを行うと「ディレクトリを作成することが出来ません」のメッセージが表示され、持出しができません。
エラーメッセージ
「ディレクトリを作成することが出来ません。」
対象となるバージョン/エディション
BE V12.0L10 | BE V12.0L20 | BE V13.0.0 | BE V13.2.0 | BE V13.3.0 | V14.0.0/V14.0.1 | |
SE V12.0L20 | SE V13.0.0 | SE V13.2.0 | SE V13.2.1 | SE V13.3.0 | V14.1.0 | |
V14.2.0 | V14.3.0 |
◆ 原因
本USBのようにメモリにCD-ROM領域(書き込みができるメモリのため実質的にはCD-R領域)があり、そのCD-ROM領域にある認証用プログラムが実行される仕様の場合、このCD-ROM領域がイジェクトされる動作が発生し、認証用プログラムが正常に動作しないため、メモリへの書き込み自体ができなくなります。
【対処方法】
DVD/CDへの禁止を解除してください
USBの認証機能をOFFにしてください。
4. ファイル持出しユーティリティを実行すると[別のユーザーとして実行]ウィンドウが表示され、そのままユーティリティを起動し、メニューの[ファイル]を押下すると「アクセスが拒否されました」エラーとなりファイルの持出しができません。
エラーメッセージ
「アクセスが拒否されました。」
対象となるバージョン/エディション
BE V12.0L10 | BE V12.0L20 | BE V13.0.0 | BE V13.2.0 | BE V13.3.0 | V14.0.0/V14.0.1 | |
SE V12.0L20 | SE V13.0.0 | SE V13.2.0 | SE V13.2.1 | SE V13.3.0 | V14.1.0 | |
V14.2.0 | V14.3.0 |
◆ 原因
デスクトップ上のファイル持出しユーティリティのショートカットのプロパティ画面「別の資格情報で実行する」チェックボックスがONになっているためです。
【対処方法】
「別の資格情報で実行する」チェックボックスをOFFにしてください。
5. デスクトップ上のファイルを複数選択し、右クリックメニューから「持出しユーティリティ」を選択しましたが、持出しユーティリティが起動できませんでした。
対象となるバージョン/エディション
BE V12.0L10 | BE V12.0L20 | BE V13.0.0 | BE V13.2.0 | BE V13.3.0 | V14.0.0/V14.0.1 | |
SE V12.0L20 | SE V13.0.0 | SE V13.2.0 | SE V13.2.1 | SE V13.3.0 | V14.1.0 | |
V14.2.0 | V14.3.0 |
◆ 原因
Windows Vista®の制限事項です。
下記記事のとおり、Vista では、260文字を超えるパラメーターのデータがある時、該当プログラムが呼び出されません。
http://support.microsoft.com/kb/943059/en-us
【対処方法】
右クリックメニューの「送る」を使用しない運用にて回避ください。
6. USB-HDD(NTFSのドライブ)に対し、ファイル持ち出しユーティリティによる持ち出しが行えません。
対象となるバージョン/エディション
BE V12.0L10 | BE V12.0L20 | BE V13.0.0 | BE V13.2.0 | BE V13.3.0 | V14.0.0/V14.0.1 | |
SE V12.0L20 | SE V13.0.0 | SE V13.2.0 | SE V13.2.1 | SE V13.3.0 | V14.1.0 | |
V14.2.0 | V14.3.0 |
◆ 原因
NTFSのドライブに対するOSのデフォルトのアクセス制限では、ファイルの作成、コピーが出来ないためです。
【対処方法】
持ち出し先ドライブで、「ファイルの作成/データの書き込み」のアクセス許可を「このフォルダとサブフォルダ」にしてください。