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Systemwalker Desktop Keeper  トラブルシューティングガイド
Systemwalker

3.8 持出しユーティリティに関するトラブル

1. DVD/CDへの持出しが行えません。


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因

DVD/CDに対する持出しに対応していないバージョンを使用しているか、対応していないOSを使用しているためです。

[バージョンとOSの関係]

  【対処方法】

V13.0.0以降は、Windows® XPにおいて、CDへの暗号化持出し/通常持出し機能を実装しています。

V13.3.0以降は、Windows Vista®において、DVD/CDへの暗号化持出し/通常持出し機能を実装しています。

V14.0.1以降は、Windows® 7において、DVD/CDへの暗号化持出し/通常持出し機能を実装しています。


2. 持出しユーティリティで暗号化したファイルをメールに添付して送信すると、受信側でファイルを復号できなくなります。


エラーメッセージ

「指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません。アクセス許可がない可能性があります。」
    ※Windowsのエラーメッセージです。

対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因

Windowsのセキュリティ機能が動作するため、メールに添付されたプログラムを実行できません。


  【確認ポイント】

Windows® XP SP2以降を使用している場合に発生します。


  【対処方法】

実行したいファイルのプロパティを表示し、[全般]タブの画面内の[セキュリティ]項目にある[ブロックの解除]ボタンをクリックしてください。ファイルを復号できるようになります。

ただし、メールに添付されてきたファイルを実行する前に、実行しても安全なプログラムであることを確認してください。


3. 持出しユーティリティを使用してU3規格のUSBメモリに暗号化持出しを行うと「ディレクトリを作成することが出来ません」のメッセージが表示され、持出しができません。


エラーメッセージ

「ディレクトリを作成することが出来ません。」

対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因

本USBのようにメモリにCD-ROM領域(書き込みができるメモリのため実質的にはCD-R領域)があり、そのCD-ROM領域にある認証用プログラムが実行される仕様の場合、このCD-ROM領域がイジェクトされる動作が発生し、認証用プログラムが正常に動作しないため、メモリへの書き込み自体ができなくなります。


  【対処方法】

4. ファイル持出しユーティリティを実行すると[別のユーザーとして実行]ウィンドウが表示され、そのままユーティリティを起動し、メニューの[ファイル]を押下すると「アクセスが拒否されました」エラーとなりファイルの持出しができません


エラーメッセージ

「アクセスが拒否されました。」

対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因

デスクトップ上のファイル持出しユーティリティのショートカットのプロパティ画面「別の資格情報で実行する」チェックボックスがONになっているためです。


  【対処方法】

「別の資格情報で実行する」チェックボックスをOFFにしてください。


5. デスクトップ上のファイルを複数選択し、右クリックメニューから「持出しユーティリティ」を選択しましたが、持出しユーティリティが起動できませんでした。


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因

Windows Vista®の制限事項です。

下記記事のとおり、Vista では、260文字を超えるパラメーターのデータがある時、該当プログラムが呼び出されません。

http://support.microsoft.com/kb/943059/en-us


  【対処方法】

右クリックメニューの「送る」を使用しない運用にて回避ください。


6. USB-HDDNTFSのドライブ)に対し、ファイル持ち出しユーティリティによる持ち出しが行えません。


対象となるバージョン/エディション

BE V12.0L10

BE V12.0L20

BE V13.0.0

BE V13.2.0

BE V13.3.0

V14.0.0/V14.0.1

SE V12.0L20

SE V13.0.0

SE V13.2.0

SE V13.2.1

SE V13.3.0

V14.1.0

V14.2.0

V14.3.0


◆ 原因

NTFSのドライブに対するOSのデフォルトのアクセス制限では、ファイルの作成、コピーが出来ないためです。


  【対処方法】

持ち出し先ドライブで、「ファイルの作成/データの書き込み」のアクセス許可を「このフォルダとサブフォルダ」にしてください。