名前
tbogetoluinfossh - ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2の情報取得
形式
/opt/FJSVswstm/bin/tbogetoluinfossh -l -u USER -p PASSWORD ETERNUSIPaddress
機能説明
マルチパスを構成している環境でETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2のディスクをテープにバックアップするために必要な情報を、ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2から取得するコマンドです。
このコマンドは、以下の場合に実行してください。
テープサーバ初期導入時
テープサーバのバージョンアップ時
テープサーバのOSバージョンアップ時
ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2の、RAID構成(RAIDGroup構成およびLUNV構成)の変更時
新規のETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2の追加時
オプション
ETERNUSIPaddressで指定した、ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2の情報を、LAN経由で取得します。
本オプションは省略できません。
Softwareロール権限を持つSSH通信用のユーザー名を、1~32文字の文字列で指定します。
本オプションは省略できません。
USERで指定したユーザーのパスワードを指定します。
本オプションは省略できません。
オペランド
情報を取得するETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2のIPアドレスを指定します。対象となるIPアドレスは、“IPv4”だけです。
終了ステータス
=0 : 正常終了
>0 : 異常終了
使用例
ETERNUSIPaddress(200.30.40.30)のETERNUS DX80 S2から情報を取得します。
# /opt/FJSVswstm/bin/tbogetoluinfossh -l -u soft -p xxxx 200.30.40.30 200.30.40.30 completed. [total olu = 100] The configuration file of CM information was update. #
注意事項
ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2のRAID変更(LUNV の追加・削除含む) 後や、新規ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2の追加後に、本コマンドを実行しなかった場合、テープへのバックアップおよびテープからのリストアが失敗します。
本コマンドを実行する場合、各CMにアクセスボリュームを2本ずつ設定していない構成では、情報取得が失敗します。
ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2を含まない構成では、本コマンドを必要としません。
ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2以外のIPアドレスを指定しても、情報は取得されません。
本コマンドを実行するには、以下の条件があります。
テープサーバとETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2がLAN接続されている。
テープサーバとETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2がFC接続されている。
ETERNUSマルチパスドライバまたはMPxIOがテープサーバにインストールされている。
/etc/opt/FJSVswstm/conf/devpath.conf にETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX410 S2/DX440 S2のアクセスボリュームを記載し、tbochkconf(テープサーバ定義ファイルチェックコマンド)を実施している。