テープに格納されたバックアップデータの履歴を指定してリストアをします。
管理対象サーバ(Storageサーバ)での前後処理は行わずに、リストアを実施します。
Symfowareの業務ボリュームのリストアでは、リカバリ制御ファイルもテープサーバ上にリストアします。ただし、アーカイブログの適用は行いませんので、テープリストアコマンド実行後に、管理対象サーバ上で、Symfoware のrdbmrrcvコマンドを実行して適用する必要があります。その際、テープサーバ上にリストアされたリカバリ制御ファイルを管理対象サーバに転送しておく必要があります。
コマンドの詳細は、「19.4.4 tborestore(テープリストア実行コマンド)」を参照してください。
注意
tborestoreは、管理対象サーバが停止しているかどうかを確認しません。管理対象サーバ上で前後処理を行うことなく、直接業務ボリュームにデータをリストアします。このため、管理対象サーバで業務を行っている最中にリストアを実施した場合、リストアデータは保証できません。管理対象サーバが停止していること、またはリストア先ボリュームへのアクセスが行われていないことを確認したうえで、実行してください。