何らかの理由でデーモンを停止したい場合は、各サーバで以下のように実行してデーモンを停止します。
運用管理サーバおよび管理対象サーバ
各サーバのOSに対応した『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 運用ガイド』の「デーモンの停止」を参照してください。
テープサーバ
テープサーバ上のデーモンを停止するには、rootユーザーで以下のコマンドを実行します。
# /etc/init.d/initTSM stop # /etc/init.d/FJSVswstm stop # /opt/swstorage/bin/stopacm |
注意
stopacmコマンド実行前に、環境変数SWSTGNODEが設定されていないことを確認してください。
バックアップ/リストアの実行中にデーモンを停止すると、実行中のバックアップ/リストアはエラー終了します。この場合、必要があれば、デーモンを再起動した後、バックアップ/リストアを再実施してください。
テープサーバをクラスタ運用している場合
デーモンの停止はクラスタソフトウェアから行います。停止方法は、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
クラスタ運用している場合に、何らかの理由でAdvancedCopy Managerのテープサーバを構成するデーモンを個別に停止するときの手順は、以下のとおりです。
通信デーモンの場合
コマンドラインで、以下のコマンドを実行します。
# ps -ef | grep stgxfws |
この結果、以下の文字列が表示されることを確認します。表示されない場合、デーモンはすでに停止しています。
/opt/FJSVswstf/bin/stgxfws <論理ノード名> |
環境変数SWSTGNODEに該当業務を行う論理ノード名を設定します。
通信デーモンを停止します。
停止コマンドは、「19.6 デーモンの起動と停止」を参照してください。
ポイント
通信デーモンが処理中に通信デーモンの停止を実施した場合、コマンドが終了するまで最大10秒かかることがあります。
通信以外のデーモンの場合
「19.6 デーモンの起動と停止」を参照して停止させてください。ただし、環境変数SWSTGNODEに論理ノード名を設定して、デーモン停止コマンドを実行します。