テープサーバを運用するためには、各ディスクアレイ装置にアクセスボリュームのパーティションが必要となります。
「表2.6 テープマネージャーの運用に必要なディスク容量」の項番5に示したパーティション(デバイス)を作成してください。
なお、ここで表記されている「パーティション」とは、論理ユニット全体を表すパーティション(スライス)を示します。
注意
アクセスボリュームのパーティション上にはファイルシステムを構築する必要はありません。
負荷分散のため、ディスクアレイ装置ごとに4つのパーティションが必要です。
アクセスボリュームは、ETERNUSマルチパスドライバまたはMPxIOを使用して、マルチパス構成で作成してください。(Solaris 9の場合はETERNUSマルチパスドライバのみ)
ETERNUS DX60/DX60 S2, DX80/DX80 S2, DX90/DX90 S2、ETERNUS DX400/DX400 S2 series、ETERNUS2000、またはETERNUS4000のディスクアレイ装置を使用する場合、アクセスボリュームは、ディスクアレイ装置の各CMが担当するディスクから2本ずつ作成してください。
テープサーバから参照可能なようにパーティションを作成してください。テープサーバがクラスタシステムの場合は、各ノードから同一のパーティションとして参照できるように設定してください。
パーティションの作成方法は、Solaris関連のマニュアルを参照してください。