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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 15.1 運用ガイド テープサーバオプション編
ETERNUS

1.3.1 機能体系

AdvancedCopy Managerテープバックアップによるバックアップ運用を構成する機能および要素について説明します。

表1.1 機能

機能名

説明

AdvancedCopy Managerマネージャー

運用管理サーバ(Storage管理サーバ)上で動作し、複数の管理対象サーバ(Storageサーバ)を管理します。
AdvancedCopy Managerエージェントを含んでいます。

以降、“マネージャー”と略します。

AdvancedCopy Managerエージェント

ストレージ装置が接続された管理対象サーバ上で動作します。バックアップ管理を行います。本製品は、Solaris版、Windows版、またはLinux版のAdvancedCopy Managerマネージャーと組み合わせて利用します。

以降、“エージェント”と略します。

AdvancedCopy Managerテープマネージャー

ストレージ装置およびETERNUS テープライブラリが接続されたテープサーバ上で動作します。
テープへのバックアップ、テープからのリストアを行います。

以降、“テープマネージャー”と略します。

AdvancedCopy Managerテープエージェント

ストレージ装置が接続された管理対象サーバ上で動作します。
バックアップ媒体としてディスクおよびテープを利用したバックアップ管理を行います。本製品はAdvancedCopy Managerエージェントと同時にインストールされますが、本機能が有効となるのはテープマネージャー導入時点です。

以降、“テープエージェント”と略します。

ETERNUS ディスクアレイ

アドバンスト・コピー機能(EC/OPC)を搭載したディスクアレイ装置です。

NAS装置

ETERNUS NR1000F series ネットワークディスクアレイ装置です。

ETERNUS テープライブラリ

テープサーバに接続します。AdvancedCopy Managerテープバックアップでは、ETERNUS テープライブラリのテープにデータを保存します。

操作端末

GUI操作をするためのネットワーク端末です。

TSM

ファイルのバックアップ管理を行う製品であり、テープサーバでは、TSMを内部的に呼び出すことによりバックアップ管理を実現します。
また、テープバックアップで使用するETERNUS テープライブラリ、ストレージプールの設定はTSMのコマンドで行います。

AdvancedCopy Managerテープバックアップでは、運用形態により、サーバ種別を次のように区別しています。

以下に、各サーバおよび機能の関連を示します。

図1.1 各サーバと機能の関連