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ETERNUS SF Express 15.2/ Storage Cruiser 15.2/ AdvancedCopy Manager 15.2 導入ガイド
ETERNUS

6.2.2 ポート番号の設定

管理対象サーバ(Storageサーバ)を運用するには、ポート番号の設定が必要です。

Windows環境の場合

インストール時の「ポート番号の登録」画面で入力したポート番号は、以下のように、servicesファイルに反映されています。設定したポート番号が反映されていることと、ほかの用途で使用されていないことを確認してください。

# サービス名  ポート番号/プロトコル名
stgxfws       1226/tcp

ポイント

設定したポート番号がほかの用途で使用されている場合は、<Windowsインストールディレクトリ>\system32\drivers\etc\servicesファイルを手動で編集し、空いているポート番号に変更してください。

以下に、ポート番号の使用目的を示します。ポートフィルタリングの設定が必要な場合は、使用目的欄に記載されている情報を参考に、ポートへ接続する対象を確認してから設定してください。

サービス名

受信ポート

使用目的

通信サービス

1226/tcp

以下の用途で使用します。

  • 運用管理サーバ(Storage管理サーバ)との通信

  • サーバ間レプリケーション運用を行う相手の管理対象サーバとの通信

クラスタ業務用の通信サービス (注)

任意/tcp

注: クラスタ運用の場合に、クラスタセットアップで作成した業務分必要です。受信ポートはその業務用に設定した任意のポート番号です。

注意

AdvancedCopy Managerエージェントのインストール時に、デフォルトのポート番号と異なるポート番号を入力した場合、上記に記述されているポート番号を、実際に入力したポート番号に読み替えてください。

Solaris環境、Linux環境、HP-UX環境、AIX環境の場合

管理対象サーバで使用するポート番号を用意し、/etc/servicesファイルに記述します。

以下に、ポート番号の使用目的を示します。ポートフィルタリングの設定が必要な場合は、使用目的欄に記載されている情報を参考に、ポートへ接続する対象を確認してから設定してください。

サービス名

受信ポート

使用目的

stgxfws

1226/tcp

以下の用途で使用します。

  • 運用管理サーバ(Storage管理サーバ)との通信

  • サーバ間レプリケーション運用を行う相手の管理対象サーバとの通信

stgxfws_論理ノード名
(注)

任意/tcp

注: クラスタ運用の場合に、クラスタセットアップで作成した業務分必要です。“論理ノード名”はクラスタセットアップで指定した名前で、受信ポートはその業務用に設定した任意のポート番号です。

/etc/servicesファイルには、サービス名、使用するポート番号、プロトコル名を記述します。
以下は、使用するポート番号を1226に設定する場合の例です。

# サービス名  ポート番号/プロトコル名
stgxfws       1226/tcp

ポイント

使用するポート番号がほかの用途で使用されている場合は、空いているポート番号に変更してください。