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ETERNUS SF Express 15.2/ Storage Cruiser 15.2/ AdvancedCopy Manager 15.2 導入ガイド
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6.2.1 ユーザーアカウントの設定

AdvancedCopy Managerエージェントの機能を使うために、ユーザーアカウントの設定をします。

6.2.1.1 コマンド実行ユーザーの作成

AdvancedCopy Managerのコマンドは、OSの管理者権限を持つユーザーだけが実行できます。

ここでは、コマンドを実行するユーザーの作成について説明します。

ポイント

ここで作成したユーザーをETERNUS SFロールグループに所属させることで、Webコンソール操作とコマンド実行が、同じユーザーでできるようになります。

Windows Server 2003の場合

AdvancedCopy Managerのコマンドを利用する場合は、管理者権限を持つユーザーまたはAdministratorsグループに所属するユーザーで操作してください。

Windows Server 2008以降の場合

Windows Server 2008以降では、セキュリティ向上のためにユーザーアカウント制御(以降、UAC)の機能が追加されました。

以下に、UAC が有効な場合と無効な場合について説明します。

動作条件を以下に示します。

表6.1 アカウントとUAC の関係

アカウントの種類

UAC: 有効

UAC: 無効

ビルトインAdministratorアカウント

Administratorsグループに所属するユーザーアカウント

標準ユーザーアカウント

×

◎: 権限昇格ダイアログを表示せずに動作します。

○: 権限昇格ダイアログを表示し、承認がされたら動作します。

×: 管理者権限を取得できないため、動作しません。


上記の表中「○」となる条件下で、権限昇格ダイアログによる対話処理を行いたくない場合(バッチ処理など)は、以下のどれかの方法により管理者権限でプログラムを実行する必要があります。

6.2.1.2 Solaris/Linuxのユーザーアカウント

AdvancedCopy Managerのコマンドは、rootユーザーだけが実行可能です。rootユーザーで操作してください。