Storage Cruiserエージェントが正しいLAN経路でStorage Cruiserマネージャーと通信するために、管理対象サーバが通信に使用するIPアドレス(管理LANのIPアドレス)を、「起動IPアドレス」に設定します。
Solaris環境、Linux環境、HP-UX環境、VMware環境、AIX環境の場合は、以下の手順で起動IPアドレスを設定してください。
Windows環境の場合は、Storage Cruiserエージェントのインストール作業で設定済みのため、作業不要です。
Storage Cruiserエージェントが動作中の場合は、以下のコマンドを実行して、Storage Cruiserエージェントを停止します。
# /opt/FJSVssage/bin/pstorageagt |
Storage Cruiserエージェントに、起動IPアドレスを設定します。
# /opt/FJSVssage/bin/setagtip -i <IPアドレス> |
ポイント
起動IPアドレスの設定値について
管理対象サーバに設定されているIPアドレスに応じて、以下のように設定してください。
IPアドレスが管理対象サーバに1つだけ設定されている場合は、そのIPアドレスを設定します。
IPアドレスが管理対象サーバに複数設定されている場合は、管理対象サーバと運用管理サーバのネットワーク構成から起動IPアドレスを選択し、設定します。基本的に、運用管理サーバのRoute側にあるLANに設定されているIPアドレスを設定します。
ファイアーウォール環境など、IPアドレス変換(NATなど)を行っている環境では、サーバ本体のIPアドレスではなく、運用管理サーバから通信できるIPアドレスを設定します。