Storage Cruiserエージェントは、デフォルトでLANポート番号4917を使用して、Storage Cruiserマネージャー(運用管理サーバ)と通信します。サービス名、ポート番号、プロトコル名、接続元、および接続先の関係は、以下のとおりです。
サービス名 | ポート番号/プロトコル名 | 接続元 | 接続先 |
---|---|---|---|
sscruisera | 4917/tcp | Storage Cruiserマネージャー | Storage Cruiserエージェント |
ポイント
使用するポート番号がほかの用途で使用されている場合は、空いているポート番号に変更してください。その場合は、運用管理サーバのsscruiseraサービスのポート番号も同じ値に変更する必要があります。
使用するポート番号を設定する方法は、以下のとおりです。使用するポート番号を設定しなかった場合、Storage Cruiserエージェントは、ポート番号4917で起動します。
インストール時の「エージェントサービスの登録」画面で入力したポート番号は、以下のように、servicesファイルに反映されています。設定したポート番号が反映されていることと、ほかの用途で使用されていないことを確認してください。
# サービス名 ポート番号/プロトコル名 sscruisera 4917/tcp |
ポイント
設定したポート番号がほかの用途で使用されている場合は、<Windowsインストールディレクトリ>\system32\drivers\etc\servicesファイルを手動で編集し、空いているポート番号に変更してください。
Windows Server 2008以降では、OS標準でファイアーウォールが有効になっています。このため、エージェントが受信側となるポート番号に対して、ファイアーウォールを通過できるように設定する必要があります。ポート番号を変更している場合は、その変更に合わせて設定してください。
/etc/servicesファイルに、サービス名、使用するポート番号、プロトコル名を記述します。
以下は、使用するポート番号を4917に設定する場合の例です。
# サービス名 ポート番号/プロトコル名 sscruisera 4917/tcp |
ポイント
使用するポート番号がほかの用途で使用されている場合は、空いているポート番号に変更してください。
エージェントが受信側となるポート番号に対してファイアーウォールを有効にしている場合は、ファイアーウォールを通過できるように設定する必要があります。ポート番号を変更している場合は、その変更に合わせて設定してください。
以下のコマンドを実行して、/etc/servicesファイルにサービス名、プロトコル名、使用するポート番号を設定します。
以下は、使用するポート番号を4917に設定する場合の例です。
# /usr/sbin/chservices -a -v sscruisera -p tcp -n 4917 |
ポイント
使用するポート番号がほかの用途で使用されている場合は、空いているポート番号に変更してください。
エージェントが受信側となるポート番号に対してファイアーウォールを有効にしている場合は、ファイアーウォールを通過できるように設定する必要があります。ポート番号を変更している場合は、その変更に合わせて設定してください。