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ETERNUS SF Express 15.2/ Storage Cruiser 15.2/ AdvancedCopy Manager 15.2 導入ガイド
ETERNUS

4.2.2 ネットワーク環境の設定

運用管理サーバとETERNUS ディスクアレイの間にファイアーウォールを設置する場合は、ファイアーウォールを通過できるように、以下のポート番号を設定してください。

ポート番号/プロトコル

通信開始方向

機能

161/udp

運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ

構成管理、性能管理、およびポーリング監視

162/udp

ETERNUS ディスクアレイ → 運用管理サーバ

障害管理

1372/tcp

運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ

構成管理(ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX400 S2 series、ETERNUS DX8000 S2 seriesの場合)
性能管理(ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX400 S2 series、ETERNUS DX8000 S2 seriesの場合)
アドバンスト・コピー(ETERNUS DX80 S2/DX90 S2の場合)

50002/tcp

運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ

アドバンスト・コピー(ETERNUS DX80 S2/DX90 S2の場合)

1999/tcp

運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ

構成管理
アドバンスト・コピー(ETERNUS DX60/DX60 S2/DX80/DX90の場合)

22/tcp

運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ

構成管理(ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX400 S2 series、ETERNUS DX8000 S2 seriesの場合)
性能管理(ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX400 S2 series、ETERNUS DX8000 S2 seriesの場合)

23/tcp

運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ

構成管理(ETERNUS DX60/DX60 S2、DX80/DX80 S2、DX90/DX90 S2、ETERNUS DX400 S2 series、ETERNUS DX8000 S2 seriesの場合)

Expressは、ディスクアレイの登録にSNMP通信を利用します。そのため、デバイスの登録前に各ディスクアレイのSNMPエージェントを起動しておきます。SNMPエージェントが起動していないディスクアレイは登録できません。

ネットワーク環境、アクセス権限、および管理サーバとディスクアレイ間の通信モードの設定を確認します。管理サーバとディスクアレイのどちらかの通信モードを"Full (full duplex)"(または全二重)に設定している場合、もう一方は"Auto Negotiation"(または自動)に設定しないでください。

各ディスクアレイのマニュアルを参照し、ネットワーク環境の設定を確認してください。

注意

  • ETERNUS ディスクアレイのインターフェース設定では、telnet接続およびMaintenance接続を有効にしてください。

  • SNMPトラップ受信機能利用製品との混在時における注意事項

    Windows環境の場合

    ETERNUS SF ManagerはSNMPトラップ受信による障害管理を行うために、ServerView AlarmService と同じく、OS標準のSNMPトラップを使用します。
    そのため、以下の製品と混在する場合、ServerView AlarmService と混在する場合の設定を実施してください。

    • Systemwalker Centric Manager

    具体的な設定方法は、各製品のマニュアルを参照してください。

    Linux環境の場合
    • ExpressはSNMPトラップ受信による障害管理のために、ServerView AlarmService と同じく、OS標準の net-snmp パッケージの snmptrapd を使用します。
      そのため、以下の製品と混在する環境では、ServerView AlarmService と混在する場合の設定を各製品で実施してください。

      • Systemwalker Centric Manager 全版数

      • ServerView Resource Coordinator VE V2.1.1~V2.1.3

      具体的な設定方法は、各製品のマニュアルを参照してください。

    • 以下の製品と混在する環境から以下の製品をアンインストールすると、FJSVswstt パッケージが残ります。

      • ServerView Resource Coordinator VE V2.1.1~V2.1.3

      そのため、以下のコマンドを実行してFJSVswstt パッケージを削除してください。

      # rpm -e FJSVswstt