運用管理サーバとETERNUS ディスクアレイの間にファイアーウォールを設置する場合は、ファイアーウォールを通過できるように、以下のポート番号を設定してください。
ポート番号/プロトコル | 通信開始方向 | 機能 |
---|---|---|
161/udp | 運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ | 構成管理、性能管理、およびポーリング監視 |
162/udp | ETERNUS ディスクアレイ → 運用管理サーバ | 障害管理 |
1372/tcp | 運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ | 構成管理(ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX400 S2 series、ETERNUS DX8000 S2 seriesの場合) |
50002/tcp | 運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ | アドバンスト・コピー(ETERNUS DX80 S2/DX90 S2の場合) |
1999/tcp | 運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ | 構成管理 |
22/tcp | 運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ | 構成管理(ETERNUS DX80 S2/DX90 S2、ETERNUS DX400 S2 series、ETERNUS DX8000 S2 seriesの場合) |
23/tcp | 運用管理サーバ → ETERNUS ディスクアレイ | 構成管理(ETERNUS DX60/DX60 S2、DX80/DX80 S2、DX90/DX90 S2、ETERNUS DX400 S2 series、ETERNUS DX8000 S2 seriesの場合) |
Expressは、ディスクアレイの登録にSNMP通信を利用します。そのため、デバイスの登録前に各ディスクアレイのSNMPエージェントを起動しておきます。SNMPエージェントが起動していないディスクアレイは登録できません。
ネットワーク環境、アクセス権限、および管理サーバとディスクアレイ間の通信モードの設定を確認します。管理サーバとディスクアレイのどちらかの通信モードを"Full (full duplex)"(または全二重)に設定している場合、もう一方は"Auto Negotiation"(または自動)に設定しないでください。
各ディスクアレイのマニュアルを参照し、ネットワーク環境の設定を確認してください。
注意
ETERNUS ディスクアレイのインターフェース設定では、telnet接続およびMaintenance接続を有効にしてください。
SNMPトラップ受信機能利用製品との混在時における注意事項
ETERNUS SF ManagerはSNMPトラップ受信による障害管理を行うために、ServerView AlarmService と同じく、OS標準のSNMPトラップを使用します。
そのため、以下の製品と混在する場合、ServerView AlarmService と混在する場合の設定を実施してください。
Systemwalker Centric Manager
具体的な設定方法は、各製品のマニュアルを参照してください。
ExpressはSNMPトラップ受信による障害管理のために、ServerView AlarmService と同じく、OS標準の net-snmp パッケージの snmptrapd を使用します。
そのため、以下の製品と混在する環境では、ServerView AlarmService と混在する場合の設定を各製品で実施してください。
Systemwalker Centric Manager 全版数
ServerView Resource Coordinator VE V2.1.1~V2.1.3
具体的な設定方法は、各製品のマニュアルを参照してください。
以下の製品と混在する環境から以下の製品をアンインストールすると、FJSVswstt パッケージが残ります。
ServerView Resource Coordinator VE V2.1.1~V2.1.3
そのため、以下のコマンドを実行してFJSVswstt パッケージを削除してください。
# rpm -e FJSVswstt