ETERNUS SF Managerには、Symfowareが同梱されています。
ここでは、Symfowareを導入済みのサーバにETERNUS SF Managerをインストールする場合の確認事項について説明しています。Symfowareを導入していない場合は、作業不要です。
Windows環境の場合
導入済みのSymfoware Serverが、以下のバージョンレベルであることを確認してください。
Symfoware Server Enterprise Edition V6.0 ~ V11.x
Symfoware Server Enterprise Edition V9.1.1 ~V11.x
Symfoware Server Enterprise Edition V10.1 ~V11.x
ETERNUS SF Managerは、Symfoware ServerとSymfoware Server Clientを使用します。上記バージョンレベルのSymfoware Serverを使用している場合でも、導入済みのSymfowareの構成を確認し、必要な作業を実施してください。
Symfoware ServerとSymfoware Server Clientの両方がインストールされている場合
問題ありません。そのまま利用できます。
Symfoware Serverだけがインストールされている場合
導入済みのSymfoware Serverのバージョンレベルが、「Symfoware Server Enterprise Edition V10.1」であるか確認してください。
ETERNUS SF Managerをインストールする際、Symfoware Server Clientもインストールされます。
「Symfoware Server Enterprise Edition V10.1」と異なるバージョンレベルの場合は、以下のどちらかの作業を実施してください。
導入済みのSymfoware Serverを使用するとき
導入済みのSymfoware Serverと同じレベルのSymfoware Server Clientをインストールしてください。
なお、Symfoware Serverのバージョンレベルが「Symfoware Server Enterprise Edition V9.1.1」の場合は、次の手順でインストールできます。
本バージョンレベルのDVD-ROM「ETERNUS SF SC/ACM/Express メディアパック(Windows 32bit版) マネージャープログラム (1/2)」を、DVD-ROMドライブに挿入します。
<DVD-ROMドライブ>:\Manager_windows\ACM\symfo\cl0911\setup.exeを実行し、インストーラを起動します。
ETERNUS SF Managerに同梱されているSymfoware Serverを使用するとき
必要なデータを退避し、導入済みのSymfoware Serverをアンインストールします。
退避したデータは、ETERNUS SF Managerのインストール後に復元してください。
Symfoware Server Clientだけがインストールされている場合
導入済みのSymfoware Server Clientをアンインストールしてください。
Solaris環境の場合
導入済みのSymfoware Serverが、以下のバージョンレベルであることを確認してください。
記載したバージョンレベルでない場合は、Symfoware Serverをアンインストールし、以下のバージョンレベルのSymfoware Serverをインストールしてください。
システム環境 | 問題のないSymfoware Serverのバージョンレベル |
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Solaris 9 | 以下のどちらか。
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Solaris 11 | 以下のどちらか。
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注意
標準セキュリティ運用を選択して導入されている環境では、運用できません。
Linux環境の場合
導入済みのSymfoware Serverが、以下のバージョンレベルであることを確認してください。
記載したバージョンレベルでない場合は、Symfoware Serverをアンインストールし、以下のバージョンレベルのSymfoware Serverをインストールしてください。
システム環境 | 問題のないSymfoware Serverのバージョンレベル |
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Red Hat Enterprise Linux 5 (for x86) | 以下のどちらか。
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Red Hat Enterprise Linux 6 (for x86) | 以下のどちらか。
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