スレッドモードで、ACCEPT文のファイル入力拡張機能(スレッド単位でのファイルオープン)を使用する場合について説明します。本機能により、ACCEPT文によるファイルの入力に関しては“E.3 スレッドモードで使用する場合”に記載の使用可能な条件が緩和されます。
ACCEPT文のファイル入力拡張機能(スレッド単位でのファイルオープン)を使用する場合は、環境変数CBR_SSIN_FILE=THREADを設定しておく必要があります。
ACCEPT文のファイル入力拡張機能(スレッド単位でのファイルオープン)の詳細については、NetCOBOLのマニュアル“使用手引書”を参照してください。
環境変数CBR_SSIN_FILE=THREADを設定方法については、“6.4.5 バッチワークユニットでの環境変数の設定”を参照してください。
小入出力機能で使用されるファイル
NetCOBOLの小入出力機能で使用するファイルは、ジョブステップ単位にオープン/クローズされます。すなわち、ジョブステップのCOBOLアプリケーションの最初のACCEPT文で入力ファイルがオープンされます。小入出力機能で使用されたファイルは、ジョブステップの終了時にクローズされます。
NetCOBOLの小入出力機能で使用するファイルには、世代ファイルは使用しないでください。