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Systemwalker IT Change Manager V14g クラスタ適用ガイド
Systemwalker

3.3 クラスタ運用時のSystemwalker IT Change Managerの稼動監視方法【Windows】

Systemwalker IT Change Managerをクラスタシステムで運用する場合も、稼動監視を行うことができます。

稼動監視の方法と設定手順については、“Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド”の“Systemwalker IT Change Managerの稼動監視”を参照してください。

クラスタシステムで運用する場合には、以下の稼動監視設定ファイルの“Cluster”セクションの各エントリの値を、運用に応じて変更設定してください。また、変更した設定値にあわせて、クラスタサービス側の設定値を変更してください。

セクション

エントリ

説明

初期値

ChkAlive

ChkAlive

Systemwalker IT Change Managerの稼動監視を行うかどうかを指定します。

ON:監視する

OFF:監視しない

ON

Rivival

稼動違反を検出した場合に、Systemwalker IT Change Managerを再起動するかどうかを指定します。

ON:シスログにメッセージを出力して、再起動する

OFF:シスログにメッセージを出力するが、再起動しない

ON

Schedule

(Windowsの場合のみ有効)

稼動監視の起動時刻を指定します。

分と時を空白で区切り、*は毎時に起動します。

間隔指定を行う場合には、以下のように指定します。

例:10分間隔で起動する場合

0,10,20,30,40,50, *

0 *

RetryCount

スケジューラの起動時に行われる初回一括起動のリトライ回数を、0~99の範囲で指定します。省略可能です。省略した場合は3が採用されます。

3

RetryInterval

初回一括起動リトライ時の待ち時間を、秒単位で0~99の範囲で指定します。省略可能です。省略した場合は5が採用されます。

5

Cluster

MonitorSchedule

クラスタ運用時において、Systemwalker IT Change Managerの状態監視を行う時刻を指定します。

Scheduleと同じ形式で指定します。

0,1,2,…,58,59 *

MonitorRetryCount

クラスタ運用時において、Systemwalker IT Change Managerの状態異常を検出した際に、ダウンしたと判断するまでの状態監視リトライ回数を0~99の範囲で指定します。省略可能です。省略した場合は3が採用されます。

ダウンしたと判断された場合、フェイルオーバーします。

3