Systemwalker IT Change Managerをクラスタシステムで運用する場合も、稼動監視を行うことができます。
稼動監視の方法と設定手順については、“Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド”の“Systemwalker IT Change Managerの稼動監視”を参照してください。
クラスタシステムで運用する場合には、以下の稼動監視設定ファイルの“Cluster”セクションの各エントリの値を、運用に応じて変更設定してください。また、変更した設定値にあわせて、クラスタサービス側の設定値を変更してください。
セクション | エントリ | 説明 | 初期値 |
---|---|---|---|
ChkAlive | ChkAlive | Systemwalker IT Change Managerの稼動監視を行うかどうかを指定します。 ON:監視する OFF:監視しない | ON |
Rivival | 稼動違反を検出した場合に、Systemwalker IT Change Managerを再起動するかどうかを指定します。 ON:シスログにメッセージを出力して、再起動する OFF:シスログにメッセージを出力するが、再起動しない | ON | |
Schedule (Windowsの場合のみ有効) | 稼動監視の起動時刻を指定します。 分と時を空白で区切り、*は毎時に起動します。 間隔指定を行う場合には、以下のように指定します。 例:10分間隔で起動する場合 0,10,20,30,40,50, * | 0 * | |
RetryCount | スケジューラの起動時に行われる初回一括起動のリトライ回数を、0~99の範囲で指定します。省略可能です。省略した場合は3が採用されます。 | 3 | |
RetryInterval | 初回一括起動リトライ時の待ち時間を、秒単位で0~99の範囲で指定します。省略可能です。省略した場合は5が採用されます。 | 5 | |
Cluster | MonitorSchedule | クラスタ運用時において、Systemwalker IT Change Managerの状態監視を行う時刻を指定します。 Scheduleと同じ形式で指定します。 | 0,1,2,…,58,59 * |
MonitorRetryCount | クラスタ運用時において、Systemwalker IT Change Managerの状態異常を検出した際に、ダウンしたと判断するまでの状態監視リトライ回数を0~99の範囲で指定します。省略可能です。省略した場合は3が採用されます。 ダウンしたと判断された場合、フェイルオーバーします。 | 3 |