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Systemwalker IT Change Manager V14g クラスタ適用ガイド
Systemwalker

2.4.3 アンセットアップ

アンセットアップの方法について説明します。

2.4.3.1 Systemwalker IT Change Managerの環境を削除(待機ノード)

待機ノードのSystemwalker IT Change Managerのアンセットアップを実施します。

事前に待機ノードで共有ディスクをオフラインにし、InterstageおよびInterstage JMXサービスを起動しておく必要があります。

InterstageおよびInterstage JMXサービスの起動方法は以下の通りです。

Interstageの起動【Windows】

管理者権限を持つユーザーでisstartコマンドを実行します。

isstart

Interstage JMXサービスの起動【Windows】

管理者権限を持つユーザ-でWindows(R)サービス機能を利用して起動します。

  1. [コントロールパネル]の[管理ツール]にある、[サービス]を選択します。

  2. Interstage Operation Toolを選択し、[起動]ボタンをクリックします。

Windowsの場合

以下の手順で、Systemwalker IT Change Managerを削除します。


  1. プロセス管理サーバに、管理者権限をもったユーザーでログインしてください。

  2. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker IT Change Managerのアンセットアップツールを起動します。

    [Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\bin\swpm_setup -u

  3. アンセットアップツールが起動します。Systemwalker IT Change Managerの運用環境を削除する場合は、「次へ」ボタンをクリックし、アンセットアップを開始してください。

  4. 確認画面が表示されます。運用環境を削除する場合のみ[はい]をクリックし、アンセットアップ処理を開始してください。[いいえ]をクリックするとアンセットアップを終了します。

  5. アンセットアップ処理が実行されます。

  6. アンセットアップが正常終了すると、終了画面が表示されます。表示内容を確認して[終了]ボタンをクリックしてください。



UNIXの場合

以下の手順で、Systemwalker IT Change Managerの環境を削除します。


  1. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker IT Change Managerのアンセットアップを開始します。

    # /opt/FJSVswpm/bin/swpm_setup -u

  2. 確認画面が表示されるので、環境を削除しても問題ないことを確認した後、”y” を入力して環境削除を実行します。

    =================================================================================
    Systemwalker IT Change Manager セットアップツール
    V14.1.1
    Copyright FUJITSU LIMITED 2010-2013
    =================================================================================
    Systemwalker IT Change Managerアンセットアップを開始します。

    [ アンセットアップ情報 ]
    ================================================================
    運用削除するサーバの種別 : スタンドアロンサーバ(クラスタ運用 - 待機ノード)
    共有ディスクのデータを削除 : しない
    ================================================================
    これでよろしいですか? [y:開始/n:中止]
    ENTER==>

  3. 環境削除処理が実行されます。

    環境削除処理が完了した後、ENTERキーを入力します。

    プロセス管理サーバ上のSystemwalker IT Change Manager環境を削除します。
    常駐モジュールの環境設定を解除します。
    常駐モジュールの環境設定を解除しました。
    Systemwalker IT Change Managerの環境設定を解除します。
    Systemwalker IT Change Managerの環境設定を解除しました。
    アプリケーションリリース管理の環境設定を解除します。
    アプリケーションリリース管理の環境設定を解除しました。
    CMDBの環境削除を開始します。
    CMDBの環境削除が終了しました。
    Interstage Business Process Managerの環境削除を開始します。
    Interstage Business Process Managerの環境削除が終了しました。
    FLOWDBの削除を開始します。
    FLOWDBの削除が終了しました。
    データベースの削除を開始します。
    BASEDBの削除を開始します。
    BASEDBの削除が完了しました。
    RDBシステムの削除を開始します。
    RDBシステムの削除が完了しました。
    データベースの削除が完了しました。
    プロセス管理サーバ上のSystemwalker IT Change Manager環境を削除しました。

    アンセットアップ中にエラーが発生した場合、以下のような画面が表示されます。

    プロセス管理サーバ上のSystemwalker IT Change Manager環境を削除します。
    常駐モジュールの環境設定を解除します。
    常駐モジュールの環境設定を解除しました。
    Systemwalker IT Change Managerの環境設定を解除します。
    Systemwalker IT Change Managerの環境設定を解除しました。
    アプリケーションリリース管理の環境設定を解除します。
    アプリケーションリリース管理の環境設定を解除しました。
    CMDBの環境削除を開始します。
    CMDBの環境設定解除に失敗しました。
    CMDBの環境削除が終了しました。
    Interstage Business Process Managerの環境削除を開始します。
    Interstage Business Process Managerの環境削除が終了しました。
    FLOWDBの削除を開始します。
    FLOWDBの削除に失敗しました。
    FLOWDBの削除が終了しました。
    データベースの削除を開始します。
    BASEDBの削除を開始します。
    BASEDBの削除処理に失敗しました。
    RDBシステムの削除を開始します。
    RDBシステムの削除が完了しました。
    データベースの削除が完了しました。
    環境設定に失敗しました。
    プロセス管理サーバ上のSystemwalker IT Change Manager環境を削除しました。
    ---------------------------------------------------------------------
    (注意)
    CMDBの環境設定解除に失敗しました。
    FLOWDBの削除に失敗しました。
    BASEDBの削除処理に失敗しました。
    環境設定に失敗しました。
    Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド「アンセットアップ後の対処」を参照して対処してください。

    アンセットアップで異常が発生した場合は、下記を参考に処理を行ってください。

    1. Systemwalker IT Change Managerをアンインストールします。

    2. Interstage Business Application Serverをアンインストールします。

    3. Symfoware Serverをアンインストールします。

    4. 不要なディレクトリおよびファイルを削除します。

      ディレクトリ名およびファイル名

      パス

      ワークユニット配備先ディレクトリ

      /var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/WUMyo

      BASEDB用RDB構成パラメタファイル

      Solaris】
      /opt/FSUNrdb2b/etc/BASEDB.cfg

      Linux】
      /opt/FJSVrdb2b/etc/BASEDB.cfg

      注:
      表記したパスはデフォルトの値です。インストール、セットアップ時にパスを変更した場合は、変更後のパスに読み替えてください。


2.4.3.2 Interstage BPMの環境を削除(待機ノード)

待機ノードのInterstage BPMのRDBシステムを削除します。

詳細は、“Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド”の“Interstage BPMの環境を削除”を参照してください。

2.4.3.3 Systemwalker IT Change Managerの環境を削除(現用ノード)

現用ノードのSystemwalker IT Change Managerのアンセットアップを実施します。

事前に現用ノードで共有ディスクをオンラインにし、InterstageおよびInterstage JMXサービスを起動しておく必要があります。

InterstageおよびInterstage JMXサービスの起動方法は、“2.4.3.1 Systemwalker IT Change Managerの環境を削除(待機ノード)”の、“Interstageの起動【Windows】”および“Interstage JMXサービスの起動【Windows】”を参照してください。

Windowsの場合

以下の手順で、Systemwalker IT Change Managerを削除します。


  1. プロセス管理サーバに、管理者権限をもったユーザーでログインしてください。

  2. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker IT Change Managerのアンセットアップツールを起動します。

    [Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\bin\swpm_setup -u

  3. アンセットアップツールが起動します。Systemwalker IT Change Managerの運用環境を削除する場合は、「次へ」ボタンをクリックし、アンセットアップを開始してください。アンセットアップを行うと伝票履歴等の資源も削除されます。アンセットアップ実行前に資源のバックアップを行うことを推奨します。

    注意

    待機ノードでは運用が継続できている状態で、現用ノードの再構築が必要となった場合のみ、“共有ディスクのデータを削除する”のチェックを外してアンセットアップを実施してください。

  4. 確認画面が表示されます。運用環境を削除する場合のみ[はい]をクリックし、アンセットアップ処理を開始してください。[いいえ]をクリックするとアンセットアップを終了します。

  5. アンセットアップ処理が実行されます。

  6. アンセットアップが正常終了すると、終了画面が表示されます。表示内容を確認して[終了]ボタンをクリックしてください。


UNIXの場合

以下の手順で、Systemwalker IT Change Managerの環境を削除します。


  1. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker IT Change Managerのアンセットアップを開始します。

    # /opt/FJSVswpm/bin/swpm_setup -u

  2. 確認画面が表示されるので、共有ディスクのデータを削除する場合は“y” を入力します。

    共有ディスクのデータを削除しない場合は“n” を入力します。

    =======================================================================
    Systemwalker IT Change Manager セットアップツール
    V14.1.1
    Copyright FUJITSU LIMITED 2009-2013
    =======================================================================
    [共有ディスク設定]
    共有ディスクのデータを削除しますか?
    [y:削除する/n:削除しない]
    ENTER==>

  3. 確認画面が表示されるので、環境を削除しても問題ないことを確認した後、削除を実行する場合は“y” を入力します。

    [ アンセットアップ情報 ]
    ================================================================
    運用削除するサーバの種別 : スタンドアロンサーバ(クラスタ運用 - 現用ノード)
    共有ディスクのデータを削除 : する
    ================================================================
    これでよろしいですか? [y:開始/n:中止]

  4. 環境削除処理が実行されます。

    環境削除処理が完了した後、ENTERキーを入力します。

    プロセス管理サーバ上のSystemwalker IT Change Manager環境を削除します。
    常駐モジュールの環境設定を解除します。
    常駐モジュールの環境設定を解除しました。
    Systemwalker IT Change Managerの環境設定を解除します。
    Systemwalker IT Change Managerの環境設定を解除しました。
    アプリケーションリリース管理の環境設定を解除します。
    アプリケーションリリース管理の環境設定を解除しました。
    CMDBの環境削除を開始します。
    CMDBの環境削除が終了しました。
    Interstage Business Process Managerの環境削除を開始します。
    Interstage Business Process Managerの環境削除が終了しました。
    FLOWDBの削除を開始します。
    FLOWDBの削除が終了しました。
    データベースの削除を開始します。
    BASEDBの削除を開始します。
    BASEDBの削除が完了しました。
    RDBシステムの削除を開始します。
    RDBシステムの削除が完了しました。
    データベースの削除が完了しました。
    プロセス管理サーバ上のSystemwalker IT Change Manager環境を削除しました。

    アンセットアップ中にエラーが発生した場合、以下のような画面が表示されます。

    プロセス管理サーバ上のSystemwalker IT Change Manager環境を削除します。
    常駐モジュールの環境設定を解除します。
    常駐モジュールの環境設定を解除しました。
    Systemwalker IT Change Managerの環境設定を解除します。
    Systemwalker IT Change Managerの環境設定を解除しました。
    アプリケーションリリース管理の環境設定を解除します。
    アプリケーションリリース管理の環境設定を解除しました。
    CMDBの環境削除を開始します。
    CMDBの環境設定解除に失敗しました。
    CMDBの環境削除が終了しました。
    Interstage Business Process Managerの環境削除を開始します。
    Interstage Business Process Managerの環境削除が終了しました。
    FLOWDBの削除を開始します。
    FLOWDBの削除に失敗しました。
    FLOWDBの削除が終了しました。
    データベースの削除を開始します。
    BASEDBの削除を開始します。
    BASEDBの削除処理に失敗しました。
    RDBシステムの削除を開始します。
    RDBシステムの削除が完了しました。
    データベースの削除が完了しました。
    環境設定に失敗しました。
    プロセス管理サーバ上のSystemwalker IT Change Manager環境を削除しました。
    ---------------------------------------------------------------------
    (注意)
    CMDBの環境設定解除に失敗しました。
    FLOWDBの削除に失敗しました。
    BASEDBの削除処理に失敗しました。
    環境設定に失敗しました。
    Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド「アンセットアップ後の対処」を参照して対処してください。

    アンセットアップで異常が発生した場合は、下記を参考に処理を行ってください。

    1. Systemwalker IT Change Managerをアンインストールします。

    2. Interstage Business Application Serverをアンインストールします。

    3. Symfoware Serverをアンインストールします。

    4. 不要なディレクトリおよびファイルを削除します。

ディレクトリ名およびファイル名

パス

ワークユニット配備先ディレクトリ

/var/opt/FJSVj2ee/deployment/ijserver/WUMyo

BASEDBのRDBディクショナリ用ディレクトリ

[共有ディスクのパス]/FJSVswpm/BASEDB/DIC

BASEDBのRDBテンポラリログファイル格納ディレクトリ

[共有ディスクのパス]/FJSVswpm/BASEDB/LOG/TL

BASEDBのRDBログ管理ファイル用ディレクトリ

[共有ディスクのパス]/FJSVswpm/BASEDB/LOG

BASEDB用RDB管理情報ディレクトリ

[共有ディスクのパス]/FJSVswpm/BASEDB

BASEDB用RDB構成パラメタファイル

【Solaris】
/opt/FSUNrdb2b/etc/BASEDB.cfg

【Linux】
/opt/FJSVrdb2b/etc/BASEDB.cfg

注:
表記したパスはデフォルトの値です。インストール、セットアップ時にパスを変更した場合は、変更後のパスに読み替えてください。


注意

ローデバイスに作成したデータを完全に削除する場合は、Solarisではformatコマンドを、Linuxではfdiskコマンドを利用してください。Systemwalker IT Change Managerで再利用する場合は削除する必要はありません。なお、formatコマンドおよびfdiskコマンドの詳細については、使用しているシステムベンダのドキュメントを参照してください。


2.4.3.4 Interstage BPMの環境を削除(現用ノード)

現用ノードのInterstage BPMのRDBシステムを削除します。

詳細は、“Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド”の“Interstage BPMの環境を削除”を参照してください。