利用者がもつ権限IDを定義するマスタです。利用者に権限IDを与えることで、利用者が使用できる機能を定義します。
利用者権限管理マスタには、以下の情報を定義します。
ユーザー・承認グループID
ID種別識別区分
ユーザー(0)または承認グループ(1)の区分を指定します。
権限ID
指定例
ユーザーID「0001」の「富士通太郎」に「access-user」と「access-user-config」、承認グループID「group-sysadmin」(システム管理部承認グループ)に「access-user」、「access-user-config」、および「access-user-assignee」を指定した例です。
ユーザー・承認グループID | ID種別識別区分 | 権限ID |
---|---|---|
0001 | 0 | access-user |
0001 | 0 | access-user-config |
group-sysadmin | 1 | access-user |
group-sysadmin | 1 | access-user-config |
group-sysadmin | 1 | access-assignee |
この例では、0001(富士通太郎)は、access-userの機能とaccess-user-configの機能を使用できます。
group-sysadmin(システム管理部承認グループ)は、access-user、access-user-config、およびaccess-assigneeの機能を使用できます。
注意
あるユーザーが承認グループに所属している場合、個人として権限をもっていなくても、その承認グループの権限は自動的に使用可能となります。
「pm-」で始まるユーザー、承認グループIDおよび権限IDは予約語であるため、指定しないでください。