Systemwalker IT Change Managerで、プロセス管理サーバのホスト名変更に必要な作業手順について説明します。
Systemwalker IT Change Managerを停止します。
Systemwalker IT Change Managerの停止手順については、"4.6.2 Systemwalker IT Change Managerの停止"を参照してください。
Interstageを停止します。
以下のコマンドを実行します。
# isstop -f
ホスト名の変更に必要なデータをバックアップします。
Interstageセットアップ資源をバックアップします。
以下のコマンドを実行します。
【Windows】
<Interstageインストールディレクトリ>\bin\iscbackupsys.exe バックアップ先ディレクトリ |
【Solaris】
/opt/FSUNtd/bin/iscbackupsys バックアップ先ディレクトリ |
【Linux】
/opt/FJSVtd/bin/iscbackupsys バックアップ先ディレクトリ |
CORBAサービス資源をバックアップします。
以下のコマンドを実行します。
【Windows】
<Interstageインストールディレクトリ>\ODWIN\bin\odbackupsys.exe バックアップ先ディレクトリ |
【Solaris】
/opt/FSUNod/bin/odbackupsys バックアップ先ディレクトリ |
【Linux】
/opt/FJSVod/bin/odbackupsys バックアップ先ディレクトリ |
Interstage Business Process Managerのパラメタをバックアップします。
以下のコマンドを実行します。
【Windows】
exportProperties.bat 出力先ファイル名 ibpmuser ibpm001 |
【Solaris/Linux】
exportProperties.sh 出力先ファイル名 ibpmuser ibpm001 |
参照
exportPropertiesコマンドの詳細については、“Interstage Business Process Managerサーバ管理者ガイド”の“設定のエクスポートスクリプトとインポートスクリプトの使用方法”を参照してください。
注意
Solaris/LinuxでexportPropertiesコマンドを実行する場合は、以下の環境変数を設定してから実行してください。
【Solaris】
環境変数名 | 設定値 |
PATH | /opt/FSUNrdb2b/bin |
LD_LIBRARY_PATH | /opt/FSUNrdb2b/lib |
【Linux】
環境変数名 | 設定値 |
PATH | /opt/FJSVrdb2b/bin |
LD_LIBRARY_PATH | /opt/FJSVrdb2b/lib |
OSのホスト名を変更してから、OSを再起動します。
Systemwalker IT Change Managerを停止します。
Systemwalker IT Change Managerの停止手順については、"4.6.2 Systemwalker IT Change Managerの停止"を参照してください。
Interstageを停止します。
以下のコマンドを実行します。
# isstop -f
手順3でバックアップしたデータを使用して、ホスト名の定義を変更します。
Interstageセットアップ資源を、新しいホスト名でリストアします。
以下のコマンドを実行します。
【Windows】
<Interstageインストールディレクトリ>\bin\iscrestoresys.exe -h 新ホスト名 バックアップ先ディレクトリ |
【Solaris】
/opt/FSUNtd/bin/iscrestoresys -h 新ホスト名 バックアップ先ディレクトリ |
【Linux】
/opt/FJSVtd/bin/iscrestoresys -h 新ホスト名 バックアップ先ディレクトリ |
CORBAサービス資源をバックアップします。
以下のコマンドを実行します。
【Windows】
<Interstageインストールディレクトリ>\ODWIN\bin\odrestoresys.exe -h 新ホスト名 -p CORBAサービスのポート番号(*1) バックアップ先ディレクトリ |
【Solaris】
/opt/FSUNod/bin/odrestoresys -h 新ホスト名 -p CORBAサービスのポート番号(*1) バックアップ先ディレクトリ |
【Linux】
/opt/FJSVod/bin/odrestoresys -h 新ホスト名 -p CORBAサービスのポート番号(*1) バックアップ先ディレクトリ |
(*1) インストール時にCORBAサービスのポート番号として指定したポート番号を指定してください。インストール時の初期値は、8002です。
Interstage Business Process Managerのパラメタのホスト名を変更します。
手順3-cでバックアップしたパラメタファイルを複写してから、ホスト名を指定しているパラメタを編集します。
参照
編集対象となるパラメタについては、“Interstage Business Process Managerサーバ管理者ガイド”の“Interstage BPMサーバのシステム設定パラメータ”および“Interstage BPM サーバテナント設定パラメータ”を参照してください。
Interstage Business Process Managerのパラメタをリストアします。
以下コマンドを実行します。
【Windows】
exportProperties.bat 出力先ファイル名 ibpmuser ibpm001 |
【Solaris/Linux】
exportProperties.sh 出力先ファイル名 ibpmuser ibpm001 |
参照
exportPropertiesコマンドの詳細については、“Interstage Business Process Managerサーバ管理者ガイド”の“設定のエクスポートスクリプトとインポートスクリプトの使用方法”を参照してください。
注意
Solaris/LinuxでexportPropertiesコマンドを実行する場合は、以下の環境変数を設定してから実行してください。
【Solaris】
環境変数名 | 設定値 |
PATH | /opt/FSUNrdb2b/bin |
LD_LIBRARY_PATH | /opt/FSUNrdb2b/lib |
【Linux】
環境変数名 | 設定値 |
PATH | /opt/FJSVrdb2b/bin |
LD_LIBRARY_PATH | /opt/FJSVrdb2b/lib |
アプリケーション環境設定ファイルに定義されているホスト名を変更します。
以下の項目に設定されているホスト名を変更します。
HOST_NAME
MAIL_URL_DELAYAPPROVAL_LIST
MAIL_URL_DELAYAPPROVAL_DENPYO
MAIL_URL_DELAYPAIRDENPYO_DENPYO
MAIL_URL_REQUESTAPPROVE
MAIL_URL_REQUESTVIEW
MAIL_URL_NOTICEAPPROVE
MAIL_URL_NOTICEREJECT
MAIL_URL_NOTICESYSTEMREJECT
MAIL_URL_NOTICEGETBACK
MAIL_URL_NOTICESENDBACK
MAIL_URL_NOTICESENDBACKFAILED
MAIL_URL_NOTICENORMALEND
アプリケーション環境設定ファイルの詳細については、"Systemwalker IT Change Manager リファレンスガイド"の"アプリケーション環境設定ファイル"を参照してください。
Systemwalker IT Change Managerが使用しているURLに設定されているホスト名を変更します。
プロセス管理サーバに、スーパーユーザーでログインします。
公開ディレクトリおよびURLを削除します。
以下のコマンドを実行します。
【Windows】
[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\bin\mxseturl -x -p [Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\business\eforms |
【Solaris/Linux】
/opt/FJSVfcdn/bin/mxseturl -x -p /etc/opt/FJSVswpm/business/eforms |
公開ディレクトリを再設定します。
以下のコマンドを実行します。
【Windows】
[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\bin\mxsetassetsdir -s [Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\business\eforms |
【Solaris/Linux】
/opt/FJSVfcdn/bin/mxsetassetsdir -s /etc/opt/FJSVswpm/business/eforms |
URLを再設定します。
以下のコマンドを実行します。
【Windows】
[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\bin\mxseturl -a -p [Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\business\eforms -u http://変更後ホスト名:HTTP通信用ポート番号\itpm\eforms |
【Solaris/Linux】
/opt/FJSVfcdn/bin/mxseturl -a -p /etc/opt/FJSVswpm/business/eforms -u http://変更後ホスト名:HTTP通信用ポート番号/FJSVswpm/eforms |
Interstageを起動します。
以下のコマンドを実行します。
# isstart
Systemwalker IT Change Managerを起動します。
Systemwalker IT Change Managerの起動手順については、"4.6.1 Systemwalker IT Change Managerの起動"を参照してください。
