BPMサーバの管理者のパスワードを変更する方法について説明します。
このパスワードは、BPMコンソールにログインするときに使用されます。
Systemwalker IT Change Managerの初回セットアップ時に、以下のユーザーを作成します。
ログイン名 | ibpm_server1 |
パスワード | systemwalker#1 |
参照
ユーザーの作成については、"Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド"の"LDAPへのユーザーの登録"を参照してください。
パスワードを変更する手順は、以下の通りです。
前準備
稼動監視を抑制します。
詳細は、"4.8.1 Systemwalker IT Change Managerの稼動監視をカスタマイズする"を参照してください。
Systemwalker IT Change Managerを停止します。
詳細は、"4.6.2 Systemwalker IT Change Managerの停止"を参照してください。
以下のオペレーションを実施します。
【Windows】
Systemwalker IT Change Managerのセットアップを実行したユーザーでプロセス管理サーバにログインし、コマンドプロンプトを起動します。
【Solaris/Linux】
スーパーユーザーでプロセス管理サーバにログインし、コンソールを起動します。
LDAPの情報を変更
変更を行うIDおよびパスワードに対して、LDAPの情報を変更します。
参照
ユーザーの作成については、"Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド"の"LDAPへのユーザーの登録"を参照してください。
BPMの環境を変更
以下のコマンドを実行し、BPMで使用するSymfowareデータベースを起動します。
【Windows】
SET RDBNAME=FLOWDB rdbstart |
【Solaris/Linux】
RDBNAME=FLOWDB;export RDBNAME LD_LIBRARY_PATH=$LD_LIBRARY_PATH:/opt/FJSVsymjd/fjjdbc/bin;export LD_LIBRARY_PATH rdbstart |
以下のファイルを編集します。
【Windows】
[Interstage Business Process Managerインストールディレクトリ]\server\deployment\bin\ibpm_config.properties |
【Solaris/Linux】
/opt/FJSVibpm/server/deployment/bin/ibpm_config.properties |
キー | 値 | 備考 |
---|---|---|
ServerUserName | 変更後のID | "LDAPの情報を変更"で作成したIDを指定してください |
ServerPassword | 変更後のパスワード | "LDAPの情報を変更"で入力したパスワードを指定してください。 |
LDAPAccessUserID | 変更後のID | "LDAPの情報を変更"で作成したIDをDN形式で指定してください。 |
LDAPAccessUserPassword | 変更後のパスワード | "LDAPの情報を変更"で入力したパスワードを指定してください。 |
編集例(Active Directoryの場合):
ServerUserID = ibpm_server1 |
編集例(Active Directory以外の場合):
ServerUserID = ibpm_server1 |
以下のコマンドを実行し、Interstage Business Process Managerの環境変更を行います。
【Windows】
[Interstage Business Process Managerインストールディレクトリ]\server\deployment\bin\Update_IBPM_Config.bat [database_user] [database_password] |
【Solaris/Linux】
/opt/FJSVibpm/server/deployment/bin/Update_IBPM_Config.sh [database_user] [database_password] |
手順1で設定したすべてのキーをibpm_config.propertiesから削除します。
確認作業
抑制した稼動監視を再開します。
稼動監視設定ファイルのChkAliveオプションを"ON"にします。
詳細は、"4.8.1 Systemwalker IT Change Managerの稼動監視をカスタマイズする"を参照してください。
Systemwalker IT Change Managerを起動します。
Systemwalker IT Change Managerの起動については、"4.6.1 Systemwalker IT Change Managerの起動"を参照してください。
BPMコンソールにログインして、パスワードが正しく変更されていることを確認します。
BPMコンソールのログイン方法については、"2.14 伝票の処理状況確認"を参照してください。