プロセス制御のバックアップコマンドおよびリストアコマンドを利用して、定義情報の移行作業を行う手順について説明します。
定義情報の移行作業は、テスト環境で作成および確認した定義情報を本番環境に移行する場合に行います。
退避先の空き容量を確認する
退避先に必要な空き容量の目安は、以下のとおりです。
退避先ディレクトリの必要量= |
セットアップで指定した「データベーススペース格納ディレクトリ」のサイズ
テスト環境での作業
プロセス定義をエクスポートする
BPMコンソールを利用して、プロセス定義をエクスポートします。
プロセス定義のエクスポート方法については"Interstage Business Process Manager V11 コンソールユーザーズガイド"の"XPDLとしてプロセス定義を保存"を参照してください。
定義情報をバックアップする
以下のコマンドを実行し、定義情報のバックアップを行います。
【Windows】
[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\bin\swpm_backup 退避先ディレクトリ名 -def |
【Solaris/Linux】
/opt/FJSVswpm/bin/swpm_backup 退避先ディレクトリ名 -def |
参照
バックアップコマンドの詳細については、" Systemwalker IT Change Manager リファレンスガイド"の"コマンドリファレンス"を参照してください。
バックアップデータを移行先にコピーします。
本番環境での作業
プロセス定義をインポートする
BPMコンソールを利用して、プロセス定義をエクスポートします。
プロセス定義のインポート方法については"Interstage Business Process Manager V11 コンソールユーザーズガイド"の"プロセス定義のインポート"を参照してください。
定義情報をリストアする
以下のコマンドを実行し、定義情報をリストアします。
【Windows】
[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\bin\swpm_restore 退避先ディレクトリ名 -def |
【Solaris/Linux】
/opt/FJSVswpm/bin/swpm_restore 退避先ディレクトリ名 -def |