アプリケーション実行機能の実行情報は、アプリケーション実行機能の動作設定ファイル(ae.ini)で指定したファイルに、実行ログとして出力されます。
アプリケーション実行機能の動作設定ファイルは、以下に格納されています。
【Windows】
[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\itpm\base\ae配下 |
【Solaris/Linux】
/opt/FJSVswpm/base/ae配下 |
アプリケーション実行ログは、デフォルトでは以下のファイルに出力されます。
【Windows】
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【Solaris/Linux】
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指定形式
動作設定ファイルには、以下の形式で指定します。
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ログ出力レベル
ログ出力レベルを指定することにより、以下の情報をログに出力することができます。
0: メッセージを出力しません。
1: エラー情報を出力します。
2: エラー情報と、使用誤り等のワーニング情報を出力します。
3: エラー情報、ワーニング情報に加えて、プログラムの動作確認用のトレース情報を出力します。
4: エラー情報、ワーニング情報、トレース情報に加えて、動作異常時に必要なデバッグ情報を出力します。
ログ出力レベルは、通常運用時には1または2を指定してください。
ログローテーション
アプリケーション実行ログのローテーションの最大数は2です。 (変更不可)
動作設定ファイルの詳細は、"3.2.2 アプリケーション実行機能の動作設定ファイルの定義"を参照してください。
指定例
【Windows】
logLevel=3 logFile=C:/SWPM/ITPM/base/ae/log/ae.log logMaxFileSize=10240 |
【Solaris/Linux】
logLevel = 3 logFile = /opt/FJSVswpm/base/ae/ae.log logMaxFileSize = 10240 |
最大サイズを超えたログは、ファイル名に番号を付加してバックアップされます。
例:ae1.log、ae2.log
ログの出力形式
|
実行種別は、以下の4種類です。
ERROR:エラー情報(ログ出力レベル1以上で出力)
WARN:ワーニング情報(ログ出力レベル2以上で出力)
TRACE:(ログ出力レベル3以上で出力)
DETAIL:(ログ出力レベル4で出力)
出力例
【Windows】
2009/06/11 10:26:53 :SECURE:1512:[AutoExecution.invokeService]:activityTitle=変更番号採番, command=C:/SWPM/ITPM/template/swpm_chgapl/bin/swpm_chgapl_slipnum.cmd 2009/06/11 10:26:53 :SECURE:1512:[AutoExecution.invokeService]:activityTitle=変更番号採番, param=-piid 1512 -g RFC C:/SWPM/ITPM/work/template/swpm_chgapl\1512-20090611102653.xml C:/SWPM/ITPM/work/template/swpm_chgapl\1512-20090611102653968.xml ChangeRecord/ChangeRecordNo 2009/06/11 10:26:57 :SECURE:1512:[AbstractExecApplication.writeApplicationLog]:SWPM: INFO: [06300] 伝票の編集が終了しました。 |
【Solaris/Linux】
2008/03/21 16:36:28 :WARN:522:[AutoExecution.invokeService]:activityTitle=確定処理, COMPLETE.in is not specified. |