アプリケーション実行機能とは、BPMサーバを利用して、アプリケーションを起動するための機能です。回覧ルート上の自動実行アクティビティは、実行時にBPMサーバを通じて、アプリケーション実行機能を呼び出します。アプリケーション実行機能は、動作設定ファイルの記述に従ってアプリケーションを起動します。アプリケーション実行機能を使用すると、申請された伝票の情報をパラメタとしてアプリケーションに渡すことができます。
ユーザーは、動作設定ファイルに、起動するアプリケーション名とパラメタなどを記述することにより、自動実行アクティビティからアプリケーションを起動できます。
アプリケーション実行機能は、同期実行および非同期実行いずれも実行可能であり、また、同期実行の場合、リトライ処理が可能です。
アプリケーション実行機能を利用する場合は、以下の手順が必要です。
アプリケーションは、アプリケーション実行機能から以下の情報を受け取ることができます。
伝票に含まれるデータ項目のタグ名(<アプリ論理名>.<入力データ論理名>.name)を、パラメタで渡します。
添付ファイルをファイル形式で渡します。
伝票の設定値や、添付ファイルの指定については、"3.2.2 アプリケーション実行機能の動作設定ファイルの定義"を参照してください。