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Systemwalker IT Change Manager V14g 管理者ガイド
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3.2 アプリケーション実行機能

アプリケーション実行機能とは、BPMサーバを利用して、アプリケーションを起動するための機能です。回覧ルート上の自動実行アクティビティは、実行時にBPMサーバを通じて、アプリケーション実行機能を呼び出します。アプリケーション実行機能は、動作設定ファイルの記述に従ってアプリケーションを起動します。アプリケーション実行機能を使用すると、申請された伝票の情報をパラメタとしてアプリケーションに渡すことができます。

ユーザーは、動作設定ファイルに、起動するアプリケーション名とパラメタなどを記述することにより、自動実行アクティビティからアプリケーションを起動できます。

アプリケーション実行機能は、同期実行および非同期実行いずれも実行可能であり、また、同期実行の場合、リトライ処理が可能です。

アプリケーション実行機能を利用する場合は、以下の手順が必要です。

  1. 自動実行アクティビティの定義

  2. アプリケーション実行機能の動作設定ファイルの定義

アプリケーションは、アプリケーション実行機能から以下の情報を受け取ることができます。

  1. 伝票に含まれるデータ項目のタグ名(<アプリ論理名>.<入力データ論理名>.name)を、パラメタで渡します。

  2. 添付ファイルをファイル形式で渡します。

伝票の設定値や、添付ファイルの指定については、"3.2.2 アプリケーション実行機能の動作設定ファイルの定義"を参照してください。