プロセス管理サーバにスーパーユーザーでログインします。
以下のコマンドを実行し、Systemwalker IT Change Managerのセットアップを開始します。
# /opt/FJSVswpm/bin/swpm_setup -s |
セットアップ開始のメッセージが表示されます。
================================================================================= Systemwalker IT Change Manager セットアップツール V14.1.1 Copyright FUJITSU LIMITED 2009-2013 ================================================================================= Systemwalker IT Change Managerセットアップを開始します。 |
BASEDBの管理情報ディレクトリを設定します。
プロンプトに"ENTER==>"が表示されたところで、指定するディレクトリをフルパスで入力します。
エンターキーのみが入力された場合、デフォルト値"/var/opt/FJSVswpm/BASEDB"を設定します。
すべてのRDBシステムファイルを管理情報ディレクトリに作成する場合、指定するディレクトリに72MB以上の容量が必要です。また、指定可能なパス長は最大100バイトです。
[BASEDB用RDB管理情報ディレクトリ設定] BASEDBで使用するRDB管理情報格納用ディレクトリを指定してください。 ※すべてのRDBシステムファイルを管理情報ディレクトリに作成する場合 指定するディレクトリに72M以上の容量が必要です。 ※指定可能なパス長は最大100バイトです。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : /var/opt/FJSVswpm/BASEDB ) ENTER==> |
BASEDBのデータベーススペース用デバイス名を設定します。
【Solaris】
プロンプト"ENTER ==>/dev/rdsk/"が表示されたところで、ローデバイス名を入力します。
[ BASEDB用デバイス設定 ] BASEDBで使用するデータベーススペース用ローデバイス名を入力してください。 ( example: /dev/rdsk/c?t?d?s? ) ENTER==>/dev/rdsk/ |
【Linux】
プロンプト“ENTER ==> /dev/raw/”が表示されたところで、ローデバイス名“raw<N>”(Nは数字)を入力します。
本入力内容に省略値はありません。
[ BASEDB用デバイス設定 ] BASEDBで使用するデータベーススペース用ローデバイス名を入力してください。 ( example: /dev/raw/raw? ) ENTER==>/dev/raw/ |
BASEDBが通信に利用する通信ポートの番号を入力します。
[ BASEDB用通信ポート設定 ] BASEDBで利用する通信ポート番号を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 9655 ) ENTER==> |
FLOWDBのデータベーススペース用ディレクトリを設定します。
プロンプトに”ENTER==>”が表示されたところで、指定するディレクトリをフルパスで入力します。
[ FLOWDB用ディレクトリ設定 ] FLOWDBで使用するデータベーススペース用ディレクトリを指定してください。 ( default : /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/DBSP ) ENTER==> |
FLOWDBが通信に利用する通信ポートの番号を入力します。
“Interstage BPMの環境構築【Solaris/Linux】”で作成したFLOWDBのポート番号を変更した場合、それに合わせてください。
[ FLOWDB用通信ポート設定 ] FLOWDBで利用する通信ポート番号を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 9652 ) ENTER==> |
FLOWDBのデータベーススペースサイズを入力します。
[ FLOWDB用データベーススペースサイズ ] FLOWDBのデータベーススペースサイズを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 最小値:3072 最大値:2097152 (単位:MB) ( default : [11700]MB ) ENTER==> |
テーブル設定―伝票保有数を入力します。
[ BASEDBテーブル設定-伝票保有数 ] 伝票履歴の保有数を指定します。 ( default : 10000 ) ENTER==> |
テーブル設定―追加するアクティビティ履歴の数を入力します。
[ BASEDBテーブル設定-追加するアクティビティ履歴の数 ] 追加するアクティビティ履歴数を指定します。 ( default : 0 ) ENTER==> |
テーブル設定―電子フォームに配置する入力項目数を入力します。
[ BASEDBテーブル設定-電子フォームに配置する入力項目数 ] 電子フォームに配置する入力項目数を指定します。 ( default : 100 ) ENTER==> |
テーブル設定―電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限を入力します。
[ BASEDBテーブル設定-電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限 ] 電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限(Byte)を指定します。 ( default : 50 ) ENTER==> |
テーブル設定―計算結果を表示します。
BASEDB用データベーススペース格納ディレクトリの使用可能容量を確認後、処理を続行する場合は、“y”を入力します。処理を中止する場合は、“n”を入力します。“n”を入力するとプロンプトへ戻ります。
[ BASEDBテーブル設定-データベーススペース計算結果 ] 現在の設定では、データベーススペース格納ディレクトリに以下の容量が必要です。 BASEDB用データベーススペース格納ディレクトリ:[?????]MB 処理を続行しますか? [y:はい/n:いいえ] ENTER==> |
ワークフローを格納するディレクトリを設定します。
プロンプト"ENTER ==>"が表示されたところで、ディレクトリ名をフルパスで入力します。
注意
ディレクトリ名は、存在するディレクトリを設定してください。
[ ワークフロー格納ディレクトリ設定 ] ワークフローを格納するディレクトリを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値が設定されます。 ( default : /var/opt/FJSVswpm/data/files ) ENTER==> |
メール送信機能を使用する場合、メールサーバを設定します。
プロンプト"ENTER ==>"が表示されたところで、メールサーバのホスト名を入力します。
SMTP認証や、POP before SMTPなどは使用できません。
メールサーバを設定しない場合、何も入力せずにENTERキーを押すことで、手順19で使用するLDAP設定画面に移行します。
[ メールサーバ設定 ] メールサーバ名を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、メールの設定は行いません。 例)xxx.com ENTER==> |
参照
ここでメールサーバの設定を行わない場合でも、セットアップ後にメール送信機能の設定を行うことが可能です。設定方法については、"Systemwalker IT Change Manager 管理者ガイド"の"メール送信機能"を参照してください。
Systemwalker IT Change Managerがメールを送信する場合の、伝票の承認者などへ送られる承認依頼メールのメール送信者名を設定します。
プロンプト"ENTER ==>"が表示されたところで、メール送信者名を入力します。
注意
メール送信者名には、半角英数字を指定してください。
[ メール送信者名設定 ] メール送信者名を入力してください。 利用できる文字は半角英数字のみです。 例)PMadmin ENTER==> |
Systemwalker IT Change Managerがメールを送信する場合の、伝票の承認者などへ送られる承認依頼メールの送信元メールアドレスを設定します。
プロンプト"ENTER ==>"が表示されたところで、送信元メールアドレスを入力します。
[ 送信元メールアドレス設定 ] 送信元メールアドレスを入力してください。 例)PMadmin@xxx.com ENTER==> |
使用するLDAPの種類を設定します。
プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、使用するLDAPの種類に対応する番号を入力します。
[ 使用するLDAP設定 ] 使用するLDAPを選択してください。 1. Active Directory 2. OpenLDAP 3. Interstage ディレクトリサービス ENTER==> |
LDAPのホスト名を設定します。
プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、LDAPのホスト名を入力します。
[ ホスト名設定 ] LDAPサーバのホスト名を入力してください。 ENTER==> |
LDAPのポート番号を設定します。
[ ポート設定 ] LDAPのポート番号を入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 389 ) ENTER==> |
LDAPのキー名を設定します。
プロンプト“ENTER ==>”が表示されたところで、LDAPのキー名を入力します。
[ キー設定 ] ドメイン環境を入力してください。 ( format : dc=ドメイン名 ) 例)ドメインがxxx.comの場合[dc=xxx,dc=com] ENTER==> |
LDAPの組織単位名を設定します。
プロンプト“ENTER ==>”が表示されたところで、LDAPの組織単位名を入力します。
[ 組織単位設定 ] 組織単位名を入力してください。 ( format : ou=組織単位名 ) 例)組織単位名がGroupsの場合[ou=Groups] エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : ou=Groups ) ENTER==> |
LDAPのアカウント格納単位名を設定します。
プロンプト“ENTER==>”が表示されたところで、LDAPのアカウント格納単位名を入力します。
[ アカウント格納単位設定 ] アカウント格納単位名を入力してください。 ( format : ou=アカウント格納単位名 ) 例)組織単位名がPeopleの場合[ou=People] エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : ou=People ) ENTER==> |
運用フロー管理者アカウントを設定します。
[ 運用フロー管理者アカウントの設定 ] 運用フロー管理者アカウントを入力してください。 エンターキーのみを押下された場合、デフォルト値を設定します。 ( default : 0001 ) ENTER==> |
セットアップ情報を確認します。
設定画面で入力した情報を確認し"y"を入力すると、セットアップ処理が実行されます。
"n"を入力した場合、セットアップ処理を中止してプロンプトに戻ります。
また、"r"を入力した場合、手順3から再実行します。
システムファイルをすべてディレクトリに設定した場合の例【Solaris】
[ セットアップ情報確認 ] 指定された値を確認してください。 ================================================================ Systemwalker IT Change Manager運用モデル BASEDBのRDB管理情報用ディレクトリ : /var/opt/FJSVswpm/BASEDB BASEDBのDBスペース用ローデバイス : /dev/rdsk/c0t1d0s1 BASEDB通信ポート番号 : 9655 FLOWDBのDBスペース用ディレクトリ : /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/DBSP FLOWDB通信ポート番号 : 9652 保持伝票数 : 100 追加するアクティビティ履歴の数 : 0 電子フォームに配置する入力項目数 : 100 電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限(Byte) : 50 BASEDBデータベーススペース量(MB) : 2205 FLOWDBデータベーススペース量(MB) : 3072 ワークフロー格納ディレクトリ : /var/opt/FJSVswpm/data/files メールサーバ名 : xxx.com メール送信者名 : PMadmin メール送信者アドレス : PMadmin@xxx.com 使用するLDAP : Active Directory LDAPのホスト名 : itcm2 LDAPのポート番号 : 389 LDAPのドメイン環境 : dc=itcm2,dc=xxx,dc=com LDAPの組織単位名 : ou=Groups LDAPのアカウント格納単位名 : ou=People 運用フロー管理者アカウント : 0001 ================================================================ これでよろしいですか? [y:開始/n:中止/r:修正] ENTER==> |
システムファイルをすべてディレクトリに設定した場合の例【Linux】
[ セットアップ情報確認 ] 指定された値を確認してください。 ================================================================ Systemwalker IT Change Manager運用モデル BASEDBのRDB管理情報用ディレクトリ : /var/opt/FJSVswpm/BASEDB BASEDBのDBスペース用ローデバイス : /dev/raw/raw1 BASEDB通信ポート番号 : 9655 FLOWDBのDBスペース用ディレクトリ : /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/DBSP FLOWDB通信ポート番号 : 9652 保持伝票数 : 100 追加するアクティビティ履歴の数 : 0 電子フォームに配置する入力項目数 : 100 電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限(Byte) : 50 BASEDBデータベーススペース量(MB) : 2205 FLOWDBデータベーススペース量(MB) : 3072 ワークフロー格納ディレクトリ : /var/opt/FJSVswpm/data/files メールサーバ名 : xxx.com メール送信者名 : PMadmin メール送信者アドレス : PMadmin@xxx.com 使用するLDAP : Active Directory LDAPのホスト名 : itcm2 LDAPのポート番号 : 389 LDAPのドメイン環境 : dc=itcm2,dc=xxx,dc=com LDAPの組織単位名 : ou=Groups LDAPのアカウント格納単位名 : ou=People 運用フロー管理者アカウント : 0001 ================================================================ これでよろしいですか? [y:開始/n:中止/r:修正] ENTER==>
|
RDBディクショナリ、RDBログ管理ファイル、RDBテンポラリログファイルをすべてローデバイスに設定したUNIXの場合の例【Solaris】
[ セットアップ情報確認 ] 指定された値を確認してください。 ================================================================ Systemwalker IT Change Manager運用モデル BASEDBのRDB管理情報用ディレクトリ : /var/opt/FJSVswpm/BASEDB BASEDBのRDBディクショナリ用ローデバイス : /dev/rdsk/c0t1d0s1 BASEDBのRDBログ管理ファイル用ローデバイス : /dev/rdsk/c0t1d0s3 BASEDBのRDBテンポラリログファイル用ローデバイス : /dev/rdsk/c0t1d0s4 BASEDBのDBスペース用ローデバイス : /dev/rdsk/c0t1d0s5 BASEDB通信ポート番号 : 9655 FLOWDBのDBスペース用ディレクトリ : /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/DBSP FLOWDB通信ポート番号 : 9652 保持伝票数 : 100 追加するアクティビティ履歴の数 : 0 電子フォームに配置する入力項目数 : 100 電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限(Byte) : 50 BASEDBデータベーススペース量(MB) : 2205 FLOWDBデータベーススペース量(MB) : 3072 ワークフロー格納ディレクトリ : /var/opt/FJSVswpm/data/files メールサーバ名 : xxx.com メール送信者名 : PMadmin メール送信者アドレス : PMadmin@xxx.com 使用するLDAP : Active Directory LDAPのホスト名 : itcm2 LDAPのポート番号 : 389 LDAPのドメイン環境 : dc=itcm2,dc=xxx,dc=com LDAPの組織単位名 : ou=Groups LDAPのアカウント格納単位名 : ou=People 運用フロー管理者アカウント : 0001 ================================================================ これでよろしいですか? [y:開始/n:中止/r:修正] ENTER==> |
RDBディクショナリ、RDBログ管理ファイル、RDBテンポラリログファイルをすべてローデバイスに設定したUNIXの場合の例【Linux】
[ セットアップ情報確認 ] 指定された値を確認してください。 ================================================================ Systemwalker IT Change Manager運用モデル BASEDBのRDB管理情報用ディレクトリ : /var/opt/FJSVswpm/BASEDB BASEDBのRDBディクショナリ用ローデバイス : /dev/raw/raw1 BASEDBのRDBログ管理ファイル用ローデバイス : /dev/raw/raw2 BASEDBのRDBテンポラリログファイル用ローデバイス : /dev/raw/raw3 BASEDBのDBスペース用ローデバイス : /dev/raw/raw4 BASEDB通信ポート番号 : 9655 FLOWDBのDBスペース用ディレクトリ : /var/opt/FJSVswpm/FLOWDB/DBSP FLOWDB通信ポート番号 : 9652 保持伝票数 : 100 追加するアクティビティ履歴の数 : 0 電子フォームに配置する入力項目数 : 100 電子フォームに含まれるデータ項目のタグ長上限(Byte) : 50 BASEDBデータベーススペース量(MB) : 2205 FLOWDBデータベーススペース量(MB) : 3072 ワークフロー格納ディレクトリ : /var/opt/FJSVswpm/data/files メールサーバ名 : xxx.com メール送信者名 : PMadmin メール送信者アドレス : PMadmin@xxx.com 使用するLDAP : Active Directory LDAPのホスト名 : itcm2 LDAPのポート番号 : 389 LDAPのドメイン環境 : dc=itcm2,dc=xxx,dc=com LDAPの組織単位名 : ou=Groups LDAPのアカウント格納単位名 : ou=People 運用フロー管理者アカウント : 0001 ================================================================ これでよろしいですか? [y:開始/n:中止/r:修正] ENTER==> |
セットアップが実行されます。
セットアップ処理のメッセージが表示され、最後にセットアップ完了メッセージが表示されます。
プロセス管理サーバ上へのSystemwalker IT Change Manager環境の構築を開始します。 RDBシステムの構築を開始します。(作成には数分かかることがあります。) RDBシステムの構築が完了しました。 システムデータベースの構築を開始します。(作成には数十分かかることがあります。) BASEDBで利用するデータベーススペースを作成します。 BASEDBで利用するデータベーススペースを作成しました。 BASEDBのテーブルを作成します。 ・ ・(テーブル数分、テーブル作成メッセージが出力されます。) ・ BASEDBのテーブルを作成しました。 BASEDBに初期データを投入します。 BASEDBへの初期データ投入が完了しました。 システムデータベースの構築が完了しました。 Interstage Business Process Managerの環境構築を開始します。(作成には数分かかることがあります。) Interstage Business Process Managerの環境構築が終了しました。 Interstage Business Process Managerの環境設定を開始します。 Interstage Business Process Managerの環境設定が終了しました。 CMDBの環境設定を開始します。(作成には数分かかることがあります。) CMDBの環境設定が終了しました。 アプリケーションリリース管理の環境設定を開始します。 アプリケーションリリース管理の環境設定が終了しました。 Systemwalker IT Change Managerの環境設定を開始します。 Systemwalker IT Change Managerの環境設定が終了しました。 常駐モジュールの環境設定を開始します。 常駐モジュールの環境設定が終了しました。 初期伝票データを投入します。 初期伝票データの投入が完了しました。 プロセス管理サーバへのSystemwalker IT Change Manager環境の構築が完了しました。 |