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Systemwalker Centric Manager Lite Edition 監視スタートガイド
Systemwalker

B.2.4 Systemwalker Operation Managerと共存する場合の注意事項

同一コンピュータ上にSystemwalker Operation Managerと、Systemwalker Centric Managerを共存してインストールした場合の注意事項、利用方法について説明します。

Systemwalker Operation Managerをインストールして、イベント監視・アクション管理を利用している場合の運用時の注意事項

Systemwalker Operation Managerを利用している環境では、アクション実行サーバを起動する権限がないユーザでWindowsにログオンした場合、以下メッセージを表示し、注意を促しますが、Systemwalker Centric Managerをインストールした場合、本メッセージは表示されません。

イベント監視・アクション管理を利用している場合は、DmAdmin、DmReference、DmOperationグループに所属しているユーザでWindowsにログオンするようにしてください。


Systemwalker Operation Managerイベント監視・アクション管理機能の利用時の注意事項

イベント監視・アクション管理機能の利用方法について

Systemwalker Operation Managerでイベント監視・アクション管理機能を利用する場合、Systemwalker Centric Manager Standard Editionのマニュアル「“Systemwalker Centric Manager 使用手引書 監視機能編”-“ローカルに設定する”-“イベント監視の条件を設定する”」を参照して設定してください。

Systemwalker Centric Manager Standard Editionのマニュアルは、以下のURLに公開されているページから参照してください。

http://software.fujitsu.com/jp/technical/systemwalker/centricmgr/

また、イベント監視・アクション管理機能として、利用可能な機能は、Systemwalker Operation Managerの機能範囲であり以下となります。

  • イベント監視の条件定義/アクションの定義

    • イベントの特定

    • 通知/実行アクション

      音声で通知する

      イベントログを出力する

      E-mailで通報する

      ポップアップメッセージで通報する

      ショートメールで通報する

      SNMPトラップを発行する

      アプリケーションを起動する

    以下は利用できません。

    • ポリシー設定による定義

    • 通知/実行アクション

      Systemwalkerスクリプトでメッセージを編集する

      MS-Mailで通報する

      リモートコマンドの発行

      Systemwalkerスクリプトを実行する

    • イベント監視の条件定義を移出/登録する

  • 監視ログファイルの設定

    • ファイル名が途中で変わらないログファイルの監視

    以下は利用できません。

    • ポリシー設定による定義

    • 監視ログファイルの監視間隔の指定

    • ファイル名が途中で変わるログファイルの監視

    • ファイル監視機能の一時停止/再開

    • 監視対象のファイル名は変わらないが、ファイルが途中で違う名前で退避されるファイルの監視

イベント監視の条件定義/アクションの定義に関する注意事項

Systemwalker Operation ManagerとSystemwalker Centric Managerは、共通のイベント監視・アクション管理機能で動作しています。

そのため、Systemwalker Centric Managerによる監視設定を実施することで、自動的にイベント監視の条件定義/アクションの定義にSystemwalker Centric Managerが利用する定義が追加されます。

各定義のコメント列に「###Systemwalker Centric Manager Lite Edition」で始まる文字列が入っている行の変更は行わないでください。


Systemwalker Operation Managerと共存した環境でのアンインストールに関する注意事項

異なるバージョン/レベルのSystemwalker Centric Manager Lite EditionとSystemwalker Operation Managerが共存している環境から新しいバージョン/レベルの製品をアンインストールする場合は、両製品をアンインストールしてから、必要製品を再インストールし、環境を再構築してください。

再インストールが困難な場合は、新しいバージョン/レベルの製品のアンインストールのみを実施し、運用を継続することも可能ですが、その場合は、自動運用支援の応急修正/緊急修正、およびアップデートパックの適用はしないでください。

適用した場合イベント監視機能が正常動作しなくなる場合があります。