yumリポジトリサーバにRPMパッケージを登録しましたが、管理コンソールのパッチ一覧に登録したRPMパッケージが表示されません。
対象バージョンレベル
Windows版:V15.1.0以降
Linux版:V15.1.0以降
対処方法
以下についてインフラ管理者が確認・実行してください。
yumリポジトリサーバにRPMパッケージを登録した後、ディスカバリを実行していない場合は、ディスカバリを実行してください。その際、以下の操作も実施してください。
登録したRPMパッケージをLinuxパッチ管理対象定義に登録
yumリポジトリサーバに登録したRPMパッケージが、Linuxパッチ管理対象定義に登録されているか確認し、登録されていない場合は、swcfmg_patch_importrpmpolicy(Linuxパッチ管理対象定義インポートコマンド)を実行してLinuxパッチ管理対象定義にRPMパッケージを登録してください。swcfmg_patch_importrpmpolicy(Linuxパッチ管理対象定義インポートコマンド)の詳細は、『リファレンスガイド』を参照してください。
Linuxパッチ管理対象定義の登録状況の確認方法
swcfmg_patch_exportrpmpolicy(Linuxパッチ管理対象定義エクスポートコマンド)を実行して、Linuxパッチ管理対象定義をエクスポートしてください。swcfmg_patch_exportrpmpolicy(Linuxパッチ管理対象定義エクスポートコマンド)の詳細は、『リファレンスガイド』を参照してください。
“1.”でエクスポートしたLinuxパッチ管理対象定義情報に、登録したRPMパッケージが含まれているか確認してください。Linuxパッチ管理対象定義情報の詳細は、『リファレンスガイド』の「Linuxパッチ管理対象設定ファイル」を参照してください。
Linux業務サーバ(yumクライアント)のyumキャシュ削除
yumリポジトリサーバの構成変更後、Linux業務サーバ(yumクライアント)のyumキャッシュを削除していない可能性があります。swcfmg_notify_yumcacheclean(yumキャッシュクリーン通知コマンド)を実行してください。
上記の対処を実施しても、RPMパッケージがパッチ一覧に表示されない場合は、そのRPMパッケージを適用できるLinux業務サーバは、現在配備されていません。