管理コンソールのサーバ一覧画面に表示される“未適用OSパッチ”/“未適用(OS)”数と、業務サーバ上の“更新プログラムの確認”で検出される適用対象のパッチ数が一致しません。
対象バージョンレベル
Windows版:V15.0.0以降
Linux版:V15.1.0以降
確認ポイント
あるパッチの中に累積で修正が提供されている場合、Systemwalker Software Configuration Managerでは累積されている修正パッチもすべて適用できるパッチとして計上しますが、“更新プログラムの確認”では、他のパッチに累積された修正パッチは適用できるパッチとして計上されないため、不一致が発生します。
例えば、“パッチ3”が“パッチ1~2”の修正を累積している場合、Systemwalker Software Configuration Managerでは、適用できるパッチとして3件検出されますが、“更新プログラムの確認”では、適用できるパッチとして1件が検出されます。
検出されるパッチ | Systemwalker Software Configuration Manager | 更新プログラムの確認 |
---|---|---|
パッチ3(パッチ1~2を含む) | ○ | ○ |
パッチ2 | ○ | - |
バッチ1 | ○ | - |
○:適用できるパッチとして検出される
-:適用できるパッチとして検出されない
対処方法
あるパッチの中に累積で修正が提供されている場合、他のパッチに累積された修正パッチをWSUSサーバ上で未承認とすることで、Systemwalker Software Configuration Managerでも適用できるパッチとして検出されなくなります。