機能説明
パッチ配付・適用の動作中にServerView Resource Orchestratorを停止した場合や、管理サーバのシステムダウンが発生した場合、復旧後に本コマンドを実行することでパッチ配付・適用を再開します。
記述形式
swrba_recoverprocess |
オプション
なし
復帰値
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
0以外 | 異常終了 |
コマンド格納場所
管理サーバ
【Windows】
[ServerView Resource Orchestratorのインストールディレクトリ]\SWRBAM\bin |
【Linux】
/opt/FJSVswrbam/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合は、管理者として実行してください。
ServerView Resource Orchestratorが起動している必要があります。
管理サーバで実行可能です。
【Linux】
システム管理者(スーパーユーザー)の権限が必要です。
ServerView Resource Orchestratorが起動している必要があります。
管理サーバで実行可能です。
注意事項
リカバリを行うプロセスインスタンスが複数存在する場合は、それらすべてに対してリカバリを行います。また、それぞれについてリカバリに成功したか失敗したかのいずれかのメッセージが出力されます。
異常な状態になっているプロセスインスタンスが存在しない場合、本コマンドは正常終了します。
実行結果/出力形式
プロセスインスタンスのリカバリに成功した場合、以下のメッセージが出力されます。
PROCESSID:プロセスインスタンスID(ACTIVITYID:アクティビティID) is recovered
プロセスインスタンスのリカバリに失敗した場合、以下のメッセージと同時にエラーメッセージが出力されます。
PROCESSID:プロセスインスタンスID(ACTIVITYID:アクティビティID) recovery failed FSP_SW/RB-A_BASE: ERROR: ・・・