機能説明
パッチ配付・適用の処理が動作しているかを確認します。
記述形式
swrba_admin pi-list [-user ユーザーID] [-password パスワード] [-startedafter yyyy-mm-dd] [-startedbefore yyyy-mm-dd] [-state プロセス定義の状態] [-piid プロセスインスタンスID] [-appid 自動運用プロセスグループID] |
オプション
プロセスインスタンスを検索し、リスト形式で表示します。どのパラメーターも設定しない場合は全件検索となります。以下に指定できるパラメーターを示します。
-userを省略することでユーザーIDをパラメーターから省略することも可能です。パラメーターにユーザーIDが設定されていない場合は、コマンド実行後にユーザーIDの入力が求められます。
-passwordを指定することでパスワードをパラメーターとして設定することも可能です。パラメーターにパスワードが設定されていない場合は、コマンド実行後にパスワード入力が求められます。
ユーザーIDとパスワードの初期値を以下に示します。初期値から変更している場合は、変更した値を指定してください。
ユーザーID | swrbaadmin |
パスワード | systemwalker#1 |
プロセスが起動された期間の開始日を指定します。以下の形式で指定してください。
yyyy-mm-dd
プロセスが起動された期間の終了日を指定します。以下の形式で指定してください。
yyyy-mm-dd
-startedafterのみを指定した場合は、指定された日付から現在までの期間で検索します。-startedbeforeのみを指定した場合は、指定された日付までの期間で検索します。上記以外の形式で指定された場合や開始日と終了日の関係が不正な場合はエラーとなります。
プロセスインスタンスIDを指定します。本オプションを指定しない場合はすべてのプロセスインスタンスが検索対象となります。
プロセス定義の状態を指定します。本オプションを指定しない場合はすべての状態が検索対象となります。実行中(動作中)のプロセスインスタンスを検索する場合には“running”を指定してください。
検索対象となる自動運用プロセスグループIDを指定します。自動運用プロセスグループIDには“cfmgApplication”を指定してください。
復帰値
復帰値 | 意味 |
---|---|
0 | 正常終了 |
1 | パラメーターエラー |
2 | 認証エラー |
3 | 管理サーバでのエラー |
4 | 内部エラー |
5 | 権限エラー |
6 | ファイル入出力エラー |
不定 | 強制終了 |
コマンド格納場所
管理サーバ
【Windows】
[ServerView Resource Orchestratorのインストールディレクトリ]\SWRBAM\bin |
【Linux】
/opt/FJSVswrbam/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。Windows Server 2008またはWindows Server 2012の場合、管理者として実行してください。
管理サーバで実行可能です。
【Linux】
システム管理者(スーパーユーザー)のみが実行できます。
管理サーバで実行可能です。
実行結果/出力形式
FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02000: pi-listを開始します。Option:pi-list -state running -appid cfmgApplication ProcessInstanceID ProcessInstanceName Status Initiator 171003 パッチ適用依頼_171003_rhel57ja64_L0705_20(VL2PEOQ9WA0001) running manage 171318 パッチ適用依頼_171003_rhel57ja64_L0705_20(VL2PEOQ9WA0001) running manage 3件検索しました。 FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 02001: pi-listが正常終了しました。 Option:pi-list -state running -appid cfmgApplication Code:0