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Systemwalker Software Configuration Manager リファレンスガイド
Systemwalker

1.4.2 swcfmg_patch_updateinfo(パッチ情報更新コマンド)

機能説明

パッチ管理関連のディスカバリを行います。

記述形式

【Windows】

swcfmg_patch_updateinfo.exe [-t “パッチ種別”] [-repository] [-cleanup] [-o “出力ファイルパス”]

【Linux】

swcfmg_patch_updateinfo [-t “パッチ種別”] [-repository] [-cleanup] [-o “出力ファイルパス”]

オプション

-t “パッチ種別”

パッチの種別を指定します。

指定されたパッチ種別に関連する情報のディスカバリを行います。

省略した場合、全てのパッチ種別に対してディスカバリを行います。

windows

Windows OSのパッチ管理関連の情報のディスカバリを行います。

linux

Linux OSのパッチ管理関連の情報のディスカバリを行います。

middleware

業務サーバに適用されている富士通ミドルウェア製品のパッチ情報と、業務サーバにインストールされている富士通ミドルウェア製品の情報のディスカバリを行います。

-repository

リポジトリサーバからパッチ情報をディスカバリします。

本オプションは省略可能です。省略した場合、リポジトリサーバからのディスカバリは行いません。

以下の場合に指定してください。

  • Microsoft Windows Server Update Services (WSUS)と連携してWindowsのOSパッチ情報をディスカバリする場合

    「ディスカバリ動作定義ファイル」でリポジトリサーバの情報を設定していない場合、本オプションを指定すると、トレースログに以下のエラーメッセージを出力します。「ディスカバリ動作定義ファイル」については「2.5 ディスカバリ動作定義ファイル」を参照してください。

    ディスカバリ動作定義ファイルにリポジトリ情報が設定されていません
-cleanup

エージェントにクリーンアップ更新要求を行います。以下の場合に実行してください。明記された契機以外で本オプションを指定しても、無効になります。エラーにはなりません。

  • Microsoft Windows Server Update Services (WSUS)サーバのクリーンアップを行った場合

-o “出力ファイルパス”

本オプションが指定された場合、標準出力を行わず、標準出力の内容を指定したファイルに出力します。

指定したファイルが存在しない場合はファイルを新規作成し、存在する場合は既存のファイルへ追加出力します。

復帰値

復帰値

意味

0

正常終了しました。

10

パラメーター異常です。

49

動作定義ファイルの読み込みに失敗しました。

100

Systemwalker Software Configuration Manager は起動していません。

101

同時実行できないコマンドが実行されています。

102

コマンド実行権限がありません。

200

セットアップされていません。

210

警告:エラー終了があります。

211

警告:警告があります。

250

ディスカバリがすべて失敗しました。

255

システムエラーです。

コマンド格納場所

管理サーバ

【Windows】

[Systemwalker Software Configuration Managerインストールディレクトリ]\SWCFMGM\bin

【Linux】

/opt/FJSVcfmgm/bin

実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Linux】

注意事項

使用例