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Systemwalker IT Change Manager V14g リファレンスガイド
Systemwalker

2.1 ワークフロー環境設定ファイル

ファイル名

crconfig.ini

使用用途

BPMサーバの情報やログの出力などの情報を設定します。

格納場所

[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\ITPM\crapi\config
※デフォルトの場合はC:\SWPM

/opt/FJSVswpm/crapi/config

ファイル形式

エントリを省略することはできません。エントリの値には、説明に記述された値を指定してください。「空文字」が指定できるもの以外は、エントリの値を省略することはできません。省略した場合は、伝票の操作ができなくなるなどの問題が発生することがあります。

凡例:
[HTTP Serverのポート番号]:Interstage Business Application Serverインストール時に指定したHTTP Serverのポート番号

分類

エントリ

説明

初期値

ログ

LOG_LEVEL

ログ出力レベルを指定します。
以下のどれかの値を指定します。

  • 0: なし

  • 1: エラー

  • 2: エラー、ワーニング

  • 3: エラー、ワーニング、トレース

  • 4: すべて(エラー、ワーニング、トレース、詳細)

3

LOG_STOPWATCH

時間測定ログを取得するかどうかを指定します。
TRUE:あり
TRUE以外:なし

FALSE

LOG_FOLDER

ログ出力先ディレクトリを指定します。

【Windows】
[Systemwalker IT Change Manager インストールディレクトリ]/itpm/crapi/log

【Solaris/Linux】
/opt/FJSVswpm/crapi/log

LOG_FILE

ログファイル名を指定します。

CRAPI.LOG

LOG_MAX_FILESIZE

ログファイルの最大サイズ(Kb)を指定します。指定値は、1以上です。

ログファイルの最大サイズは変更可能ですが、ディスクを圧迫する可能性がある為、初期値での運用を推奨します。

10240

メッセージテーブル

ERROR_TABLE_FILE

エラーメッセージファイルを指定します。

【Windows】
[Systemwalker IT Change Manager インストールディレクトリ]/itpm/crapi/message/error.txt

【Solaris/Linux】
/opt/FJSVswpm/crapi/message/error.txt

BPMサーバ接続情報設定

CR_SERVER_HOST_(サーバ識別子)

BPMサーバ名(ADMIN FE)を指定します。

[BPMインストール時に設定したサーバホスト名]+ "Flow"

CR_SERVER_ADMIN_(サーバ識別子)

管理者UIDを指定します。

flowadm

CR_SERVER_PASSWD_(サーバ識別子)

管理者PWDを指定します。

[CR_SERVER_ADMIN]で指定したUIDのパスワード
(暗号化されたもの)

管理データベース接続情報(JDBC接続)

CTLDB_INITIAL_CONTEXT_FACTORY

コンテキストファクトリーを指定します。

com.fujitsu.symfoware.jdbc2.jndisp.SYMContextFactory

CTLDB_PROVIDER_URL

プロバイダーURLを指定します。

SYM://localhost:10326

CTLDB_DATASOURCE

接続データソース名を指定します。

jdbc/BASEDB

プロセスデータベース接続情報(JDBC接続)

DENDB_INITIAL_CONTEXT_FACTORY

コンテキストファクトリーを指定します。

com.fujitsu.symfoware.jdbc2.jndisp.SYMContextFactory

DENDB_PROVIDER_URL

プロバイダーURLを指定します。

SYM://localhost:10326

DENDB_DATASOURCE

接続データソース名を指定します。

jdbc/BASEDB

スペシャルユーザー

CR_SUPER_USERID

スーパーユーザーを指定します。

myoffice_super

CR_SKIP_USERID

スキップユーザーを指定します。

myoffice_skip

制限値

KAISOU_USER_MAX

回送先に指定可能な人数を指定します。
指定値は、10~20

10

PROCESS_LIST_MAX

一覧検索最大数を指定します。
PROCESS_LIST_MAX_LISTID_00~PROCESS_LIST_MAX_LISTID_06の値が未設定の場合にデフォルト値として使用されます。
指定値は、1~100000

100

PROCESS_LIST_MAX_LISTID_00

予約領域のため、変更しないでください。

100

PROCESS_LIST_MAX_LISTID_01

予約領域のため、変更しないでください。

100

PROCESS_LIST_MAX_LISTID_02

予約領域のため、変更しないでください。

100

PROCESS_LIST_MAX_LISTID_04

[伝票検索]の検索最大数を指定します。
未指定の場合は、PROCESS_LIST_MAXの値を使用します。
指定値は、1~100000

100

PROCESS_LIST_MAX_LISTID_05

[滞留伝票一覧]の検索最大数を指定します。
未指定の場合は、PROCESS_LIST_MAXの値を使用します。
指定値は、1~100000

100

PROCESS_LIST_MAX_LISTID_06

[伝票詳細検索]の検索最大数を指定します。
未指定の場合は、PROCESS_LIST_MAXの値を使用します。
指定値は、1~100000

100

CI_LIST_MAX

構成アイテムの一覧最大表示件数を指定します。
以下のCI_LIST_MAX_REQUESTの値が未指定の場合にデフォルト値として使用されます。
指定値は、1~1000

100

CI_LIST_MAX_REQUEST

[伝票詳細検索]-[構成アイテム選択]画面の一覧最大表示件数を指定します。
未指定の場合は、CI_LIST_MAXの値を使用します。また、CI_LIST_MAXも未指定の場合、表示件数の制限は行いません。
指定値は、1~1000

100

プロセス定義の予約語

(変更しないでください)

OPTION_CREATE

申請オプションを指定します。

申請

OPTION_NORMALEND

確定終了オプションを指定します。

確定

OPTION_BADEND

破棄終了オプションを指定します。

破棄

OPTION_GETBACK1

取戻(申請)オプションを指定します。

取戻(申請)

OPTION_GETBACK2

取戻(承認)オプションを指定します。

取戻(承認)

VIEW_ROLENAME

参照許可役割名を指定します。

参照者

CREATE_ROLENAME

申請許可役割名を指定します。

申請者

履歴コメント内で置換する文字指定

REPLACE_STRING_SRC

履歴コメントの文字列の中の置換対象の文字を指定します。

~-

REPLACE_STRING_DST

履歴コメントの文字列の中の置換結果の文字を指定します。

--

エラー

CR_ERROR_FILE

エラーファイルパスを指定します。

【Windows】
[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]/crapi/err_proc

【Solaris/Linux】
/opt/FJSVswpm/crapi/err_proc

CR_ERROR_FILE_MSG

エラーファイルメッセージを指定します。

プロセスIDがこのファイル名に該当するプロセスを、BPMサーバから削除してください。

回覧ルート定義ID

CR_PLANID_PREFIX

回覧ルート定義IDのプレフィックスを指定します。

MYOPLAN

取消

RESTART_OPTION_EXEC_LIMITER

アクティビティの遷移後の取消が行えるかどうかを指定します。

ON

TORIKESHI_SUBJECT_MARK

取消依頼の説明欄先頭文字列を指定します。

【取消】

カスタムフィールド名定義

FIELD[n]~FIELD[m]

一覧用情報を指定します。
BPMサーバのカスタムフィールド名のマッピング定義です。

field[n]

DENPYO_BODY

伝票本体(XML)を格納するための変数名を指定します。
DENPYO_BODY固定です。

DENPYO_BODY

DENPYO_COMMENT

伝票コメント用の変数名を指定します。
DENPYO_COMMENT固定です。

DENPYO_COMMENT

BPMサーバ識別子

MYOSTAMP

BPMサーバ識別子です。
BPMサーバを他システムと同時に利用する場合の識別子です。Systemwalker IT Change Managerでは、設定は不要です。

(なし)

注意事項

ファイルデリミタは、OSに関係なく、「/」を指定してください。その他の各エントリを編集するときには、OSのシステム文字コードで編集してください。

また、編集したあとは、Systemwalker IT Change Managerを再起動してください。