Systemwalker IT Change Managerでは、アプリケーションリリース管理作業を最適化するために、以下の情報を使用します。
構成アイテム
変更情報
各情報について、以下に示します。
変更管理情報の構成
構成アイテムは、設計レコードおよび実態レコードで構成されており、アプリケーションリリース管理の対象となるアプリケーションやFingerprintなどの情報を表した情報です。
設計レコード
システムの本来の状態を表す情報です。
設計レコードは、変更計画が許可された、もしくは、既に実施済みの情報が格納されています。また、設計レコードは業務システムに展開されているアプリケーション情報を把握するために利用します。
この情報は、システムに一つの情報で、変更計画が承認された段階で、変更情報の内容を設計レコードに反映します。既存の構成アイテムの変更情報を作成する場合には、本情報を元に作成します。
実態レコード
実際のシステムの状態を表す情報です。
実態情報は、エージェントからディスカバリすることで情報を登録することができます。
アプリケーションをどのように変更するかを表す情報です。
この情報は、変更の要求ごとに設計レコードを元に作成されます。
Systemwalker IT Change Managerでは、変更計画が承認された段階で本情報を元に設計レコードを更新します。また、実際にシステムの変更を行う際に、本情報を元に作業を行います。