ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Operation Manager  リファレンスマニュアル
Systemwalker

13.14 maketokenコマンド

記述形式

maketoken [ -d Slot-directory ] -s SlotID [ -t TokenLabel ]

機能説明

maketokenコマンドは、トークンを生成してスロットに組み込みます。
トークンに設定するSO-PIN、ユーザPINの入力を対話的に行います。
指定可能なオプションを以下に示します。
本コマンドの実行により、デバイスモデルがFLM03のトークンが生成されます。
起動中のアプリケーションプログラムにおいて、生成したトークンを有効にするためには、アプリケーションプログラム再起動が必要です。

オプション

-d Slot-directory

スロット情報ディレクトリ(Slot-directory)をフルパスで指定します。
指定したスロット情報ディレクトリが存在しない場合はエラーとなり、コマンドは異常終了します。

-s SlotID

生成するトークンの組み込み先スロットをスロットID(SlotID)で指定します。
makeslotコマンドを実行したときに表示されたスロットIDを指定してください。

-t TokenLabel

生成したトークンに設定するトークンラベル(TokenLabel)を、32文字以内で指定します。
トークンラベルは、トークンを識別するための文字列の情報です。
32文字に満たない場合は空白が埋められます。
空白文字を文字列の先頭に指定することはできません。
省略した場合は、Token+スロット番号の下位2桁(スロット番号が1の場合は、Token01)が指定されたものとみなします。

コマンド格納場所

Windows

%ProgramFiles%\SecurecryptoLibraryR\PROGRAM\bin

Solaris

/opt/FJSVsclr/bin

Linux

/opt/FJSVsclr/bin

Linux x64

/opt/FJSVsclr64/bin

注意事項

カテゴリ

文字

英字

A~Z
a~z

数字

0~9

記号

!"#%&'()*+,-./:;<=>?[\]^_{|}~

空白

' '

使用例

【Windows】

maketoken -d d:\sslenv\slot -s 1 -t token
Slot-password: (注1)
New SO-PIN for token: (注2)
Retype: (注2)
New User-PIN for token: (注3)
Retype: (注3)

【Solaris】【Linux】

# maketoken -d /export/home/slot -s 1 -t token
Slot-password: (注1)
New SO-PIN for token: (注2)
Retype: (注2)
New User-PIN for token: (注3)
Retype: (注3)

注1) makeslotコマンド実行時に入力した、スロットパスワードを入力します。表示はされません。
注2) トークンにSO-PIN(管理者のPIN)を設定するため、入力します。表示はされません。
注3) トークンにユーザPINを設定するため、入力します。表示はされません。