記述形式
ihsregistupin -f upinfile -d slotdir |
機能説明
本コマンドは、ユーザPINを暗号化してユーザPIN管理ファイルを作成します。
本コマンドを実行するとユーザPINの入力を求められますので、証明書取得申請書を作成したときのユーザPINと同じ文字列を入力してください。なお、入力したユーザPINの文字列は表示されません。
以下に、本コマンドのオプションとパラメタを示します。
オプション
-f upinfile
暗号化したユーザPINを格納するユーザPIN管理ファイルを指定します。
-d slotdir
秘密鍵管理環境のスロット情報ディレクトリを絶対パスまたは相対パスで指定します。
コマンド格納場所
Windows | %F4AN_INSTALL_PATH%\F4ANswnc\F3FMshs\bin |
Solaris | /opt/FJSVshs/bin |
Linux | /opt/FJSVshs/bin |
実行に必要な権限
システム管理者(Administratorsグループに属するユーザ/スーパーユーザ)権限が必要です。
注意事項
本コマンドは、管理者権限で実行してください。
ユーザPINには、証明書取得申請書を作成したときのユーザPINと同じ文字列を指定してください。
ユーザPIN管理ファイルは、上書き保存されます。
本コマンドは、ユーザPINがネットワークに流れて外部に漏れることを防ぐため、ローカルコンソールから実行するか、または外部から接続されることのないLANで接続された端末から実行することを推奨します。