HTTPエージェントは、すべてのエージェントと同様、agentsConfig.xmlで構成されます。この環境設定ファイルの<ActionAgent>セクションには、HTTPエージェントのデフォルトの設定が含まれています。通常、このファイルのHTTPエージェントの設定を変更する必要はありません。
HTTPagent.xml環境設定ファイル
HTTPエージェントの環境設定ファイルを作成し、管理サーバのエージェントディレクトリ、<DMSRoot>/apps/<アプリケーションID>に保存します。
以下は、HTTPエージェントの環境設定ファイルのサンプルです。
<HTTPAgent> <HTTPBaseURL method="POST" followRedirects="true">{{Field HTTP_URL}}</HTTPBaseURL> <HTTPHeaderParams name="Content-Type">text/xml; charset=UTF-8</HTTPHeaderParams> <HTTPHeaderParams name="User-Agent">I- HTTP Agent </HTTPHeaderParams> <HTTPHeaderParams name="accept-charset">UTF-8 </HTTPHeaderParams> <QueryParams name= "ParamName"> Param value</QueryParams> <HTTPRequestUDA>HTTP_REQUEST</HTTPRequestUDA> <HTTPResponseUDA>HTTP_RESPONSE</HTTPResponseUDA> <HTTPAgentStatusUDA>HTTP_STATUS</HTTPAgentStatusUDA> </HTTPAgent>
以下の表は、HTTPagent.xmlで使用されているXMLタグを説明しています。
タグ | 説明 |
---|---|
<HTTPBaseURL> | URLエンドポイントです。<HTTPBaseURL>タグの値は、HTTPエージェントによって呼び出される、サーブレットなどの外部サービスを指定します。 属性: method="POST"または"GET"を指定します。HTTPリクエストで使用するリクエストメソッドを定義します。method属性が指定されていない場合、プロセスインスタンスはエラー状態になります。"POST"または"GET"以外の属性値を設定した場合は、HTTPエージェントは失敗します。 followRedirects="true"を指定します。 followRedirectsのデフォルト値はfalseなので、この属性を指定する必要があります。 |
<HTTPHeaderParams> | エンコードスタイルやコンテンツタイプなどのHTTPヘッダのプロパティを設定します。HTTPヘッダは、たとえば、現在のHTTPセッションのリクエスト、レスポンスオブジェクトのプロパティなど、様々なWebオブジェクトプロパティを定義するために使用します。 属性: name="Content-type"または"User-Agent"を指定します。 "Content-type"は、リクエストされたコンテンツの種類を定義します。以下の値が使用できます。value="text/xml"、およびcharset=UTF-8。 "User-Agent"は、リクエストを送ったクライアント(ユーザーエージェント)についての情報を含みます。 <HTTPHeaderParams>タグのname属性で指定される値には、現在制限が設けられていないことに注意してください。この属性に有効な値はすべて、HTTPヘッダに有効となります。 |
<QueryParams> | このタグは、HTTPエージェントが"GET"メソッドを使用した場合、必要となります。このタグの値は、クエリ文字列として外部サービスに渡されます。<HTTPRequestUDA>タグに指定されたUDAの値は、"GET"メソッドを使用した場合は使用されないことに注意してください。 このタグの正しい使用法は以下のとおりです。 <QueryParams name= "ParamName"> Param value</QueryParams> これは、HTTPエージェントが実行中の以下のようなURL指定となります。 URL?ParamName= Param value <QueryParams>タグの名前属性には、有効な文字列であれば、すべて指定できます。 |
<HTTPRequestUDA> | タグ内で指定されたUDAの値は、HTTPリクエストのクエリ文字列の一部となります。 |
<HTTPAgentStatusUDA> | HTTPサービスのステータスが保存されるUDAです。 |
<HTTPResponseUDA> | HTTPレスポンスが保存されるUDAです。 |