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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
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11.8.1 プロセス定義レベルでのエラーアクションの使用

プロセス定義レベルのエラーアクションは、例外発生時のアクティビティにかかわりなく、また問題の重大度にも関係なく、すべての種類の例外に対して実行されます。プロセス定義レベルのエラーアクションは、通常、メールの送信や重要情報のログファイルへの書き込みなど、一般的なJava Actionの実行に使用されます。

このセクションでは、プロセス定義に対してエラーアクションを定義する方法を説明します。

プロセス定義レベルでエラーアクションを定義するには、以下の手順に従います。

  1. プロセス定義またはノードの[プロパティ]ビューを開きます。[プロパティ]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリック、または、Java Actionを設定するノードを選択します。

  2. [例外処理]タブを選択します。ここで、プロセス定義に対して新しいエラーアクションを追加できます。まだエラーアクションを1つも定義していない場合は、このタブに空のエラーアクションフォルダが表示されます。

    図11.37 [例外処理]タブの表示

    注意

    このタブでは、一時停止時、再開時、中止時アクションも作成できます。これらのアクションは、特定のエラー処理動作の定義には使用されません。プロセスインスタンスの状態が管理者によって変更されたときに使用されます。詳細については、“11.8.2 一時停止時、再開時、中止時アクションの使用方法”を参照してください。

  3. [追加]をクリックします。

    [アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。

  4. エラーアクションとしてのJava Actionを定義します。詳細については、“11.1 Java Action”を参照してください。

  5. [OK]をクリックします。

    この新しいエラーアクションは、プロセスの実行中にスローされるすべての例外に対応します。エラーアクションは、プロセス定義用に指定された通常のJava Actionに対して割り当てることができます。詳細については、“11.1.7 Java Actionのエラー処理”を参照してください。