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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
Systemwalker

11.6 汎用Java Actionの使用

汎用Java Actionの使用について説明します。

前提条件は以下です。

注意

  • プロセス定義に正しいUDAを追加しなかった場合、Java Actionの動作は予測できません。

  • 独自に実装するJavaクラスは、クラスファイルの形式で格納してください。jarファイルの形式では、Java Actionの呼出しはできません。

汎用Java ActionはSystemwalker Runbook Automationが提供する機能以外のJavaメソッドの実行を可能にします。独自に実装したJavaクラスのメソッドを使用して、プロセスの実行をカスタマイズできます。

汎用Java Actionを割り当てる方法について説明します。

  1. 使用するJavaクラスをコピーします。ワークフローアプリケーションプロジェクト、サーバプロジェクトのどちらで作業中かによって、コピー先が異なります。

    • ワークフローアプリケーションプロジェクト:

      ワークフローアプリケーション プロジェクトのフォルダ構造で、Javaクラスファイルを[ナビゲーター]ビューのApplication Classes > engine > classesフォルダに格納します。

    • サーバプロジェクト:

      Javaクラスを<Systemwalker Runbook Automation Studioインストールディレクトリ>\ibpm\Data\attachmentsフォルダにコピーします。

  2. [プロパティ]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリック、または、Java Actionを設定するノードを選択します。

  3. [アクションセット]タブを選択します。Java Actionを追加する場所に対応する[追加]をクリックします。[アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。

  4. [汎用Java Action]をダブルクリックします。[アクションのプロパティ]ダイアログが表示されます。

  5. [アクション名]フィールドにJava Actionの名前を入力します。

  6. 参照ボタン[...]をクリックし、使用するJavaクラスを選択します。

  7. [メソッド名]リストから呼び出すメソッドを選択します。

    注意

    すべてのパラメーターがUDAとして設定され、かつ、データ型が一致している場合のみ、メソッドが使用できます。

  8. メソッドから戻り値を受け取るUDAがあれば、[戻り値]リストからそのUDAを選択します。

  9. UDAのマッピングを確認します。UDAがメソッドのパラメーターに正しくマッピングされているかを確認します。これらのUDAは、メソッドの入力値になります。マッピングを変更するには、UDAをクリックして表示されるドロップダウンリストから他のUDAを選択します。

    図11.35 汎用Java Actionの割り当て

  10. [OK]をクリックします。

注意

プロセス定義を管理サーバに送信する、またはワークフローアプリケーションプロジェクトを配備する際は、汎用Java Actionは管理サーバに自動的に送信されます。