XML型のUDAを指定するときに、UDAに新しいテキストまたは属性値を設定できます。これは、[XML UDAにテキストまたは属性を設定]Java Actionを使用して実行できます。
前提条件は以下です。
新しいテキストまたは属性値を設定するXML型のUDAが、プロセス定義に含まれている。
注意
このJava Actionは、プロセス定義とすべてのノードに割り当てることができます。
新しいテキストまたは属性値を設定するには、以下の手順に従います。
[プロパティ]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリック、または、Java Actionを設定するノードを選択します。
[アクションセット]タブを選択します。Java Actionを追加する場所に対応する[追加]をクリックします。[アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。
[XMLアクション]を展開し、[XML UDAにテキストまたは属性を設定]をダブルクリックします。
[XML UDAにテキストまたは属性値を設定]ダイアログが表示されます。プロセス定義またはノードに対して定義されている最初のUDA(この例では、UDA CustomerName)が自動的に表示され、デフォルトの説明が示されます。
図11.29 [XML UDAにテキストまたは属性を設定]ダイアログの表示
オプション: [アクション名]フィールドに名前を入力し、[ノート]フィールドでメモを編集します。
[ターゲットUDA]ドロップダウンリストから、テキストまたは属性値を設定するUDAを選択します。[ターゲットUDA]ドロップダウンリストには、XML型のUDAのみが表示されます。[XPath]ドロップダウンリストに、[ターゲットUDA]ドロップダウンリストで選択されたUDAのすべてのXPathを表示します。
[XPath]ドロップダウンリストから、ターゲットUDAのXPathを選択します。XPath式は、新しいテキストまたは属性値が格納されるUDAの場所を示します。
オプション: XPathを編集する場合は、[編集]ボタンをクリックします。[XPath エディタ]ダイアログが表示され、XPathを編集できます。
注意
[XPath]コンボボックスに、編集されたXPathが表示されます。
注意
[XPath]ドロップダウンリストには、選択されたXMLタイプのユーザ定義属性に関連するXPathのリストが表示されます。 選択されたユーザ定義属性でXMLスキーマが定義されている時、このXMLスキーマで使用できるXPathのリストを表示します。 選択されたユーザ定義属性でXML(初期)値が定義されている場合は、このXML(初期)値で使用できるXPathのリストを表示します。 両方定義されている場合は、XMLスキーマで使用できるXPathのリストを表示します。
注意
XPath エディタはXPathの構文のチェックを行うのみです。編集されたXPathが存在するかどうかチェックしません。
[値]フィールドで、XML要素の値を指定します。
UDA値を入力するときは、UDAにXML文字列を割り当てる場合と同じタグを使用します。詳細については、“11.3.3 XML文字列のユーザ定義属性への割り当て”を参照してください。以下の例は、顧客の姓を“Doe”から“Miller”に変更する[アクション編集]ダイアログを示します(完全な要素については、“11.3.1 XMLでの要素の追加”を参照)。したがって、以下のXML値とXPath式を使用してください。
図11.30 XMLでのテキストまたは属性値の設定
[OK]をクリックして、[アクション編集]ダイアログを閉じます。
注意
補償アクションを使用してこのアクションを補償する必要はありません。このアクションによって実行された変更は、Systemwalker Runbook Automation内に限定されており、プロセスインスタンスがエラー状態になった後ロールバックされるからです。補償アクションの詳細については、“11.1.7 Java Actionのエラー処理”を参照してください。