UDAからの要素、テキスト、および属性値の削除について説明します。
前提条件は以下です。
要素、テキスト、または属性値を削除できるXML型のユーザ定義属性が、プロセス定義に含まれている。
XML型のUDAから要素、テキスト、または属性値を削除できます。[XML UDAから削除]Java Actionを使用します。
要素、テキスト、および属性値を削除するには、以下の手順に従います。
[プロパティ]ビューを表示するために、プロセス定義エディタ内の空のスペースをクリック、または、Java Actionを設定するノードを選択します。
[アクションセット]タブを選択します。Java Actionを追加する場所に対応する[追加]をクリックします。[アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。
[XMLアクション]を展開し、[XML UDAから削除]をダブルクリックします。[XML UDAから削除]ダイアログが表示されます。プロセス定義またはノードに対して定義されている最初のXML型UDA(この例では、UDA CustomerName)が自動的に表示され、デフォルトの説明が示されます。
図11.25 [XML UDAから削除]の表示
オプション: [アクション名]フィールドに名前を入力し、[ノート]フィールドでメモを編集します。
[ターゲットUDA]ドロップダウンリストから、要素、テキスト、または属性値を削除するUDAを選択します。[ターゲットUDA]ドロップダウンリストには、XML型のUDAのみが表示されます。
[XPath]フィールドに、ターゲットUDAのXPath式を入力します。XPath式は、要素、テキスト、または属性値を削除するUDAの一部分を示します。この例では、UDAから名(firstname要素)が削除されます。姓だけが残ります(完全な要素については、“11.3.1 XMLでの要素の追加”を参照)。
図11.26 要素の削除
オプション: XPathを編集する場合は、[編集]ボタンをクリックします。
[XPath エディタ]ダイアログが表示され、XPathを編集できます。
注意
[XPath]ドロップダウンリストに、編集されたXPathが表示されます。
注意
[XPath]ドロップダウンリストには、選択されたXMLタイプのユーザ定義属性に関連するXPathのリストが表示されます。 選択されたユーザ定義属性でXMLスキーマが定義されている時、このXMLスキーマで使用できるXPathのリストを表示します。 選択されたユーザ定義属性でXML(初期)値が定義されている場合は、このXML(初期)値で使用できるXPathのリストを表示します。 両方定義されている場合は、XMLスキーマで使用できるXPathのリストを表示します。
注意
XPath エディタはXPathの構文のチェックを行うのみです。編集されたXPathが存在するかどうかチェックしません。
[OK]をクリックします。
注意
補償アクションを使用してこのアクションを補償する必要はありません。このアクションによって実行された変更は、Systemwalker Runbook Automation内に限定されており、プロセスインスタンスがエラー状態になった後ロールバックされるからです。補償アクションの詳細については、“11.1.7 Java Actionのエラー処理”を参照してください。