ページの先頭行へ戻る
Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
Systemwalker

11.2.4 アクティビティの優先度の設定

Activityノード、Voting Activityノード、Compound Activityノードに、-1以上の整数をアクティビティの優先度として設定できます。[アクティビティの優先度の設定]アクションを使用して、アクティビティに優先度を設定することもできます。

アクティビティの優先度は、Java Actionを使用するか[プロパティ]ビューの[一般]タブで設定することができます。[一般]タブによるアクティビティの優先度の定義の詳細については、“6.7.3 アクティビティの優先度の定義”を参照してください。

アクティビティの優先度の設定する方法について説明します。

  1. Activityノード、Voting ActivityノードまたはCompound Activityノードを選択し、[プロパティ]ビューを表示します。

  2. [アクションセット]タブを選択します。

  3. Java Actionタイプから[開始アクション]タブを選択し、[追加]をクリックします。[アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。

  4. [サーバアクション]をダブルクリックし、[アクティビティの優先度の設定]を選択し、[作成]をクリックします。

    [アクションエディタ - アクティビティの優先度の設定]が表示されます。

  5. アクションの名前とノートを入力します。

  6. [優先度]フィールドに、整数値と評価されるJavaScriptの式を指定します。優先度は、定数(数値)を入力する、値として優先度が指定されているUDAを選択する、または、JavaScriptを入力する方法で設定できます。

    注意

    UDAの選択で設定する場合、INTEGERタイプまたはLONGタイプのUDAを選択します。それ以外の型のUDAを選択した場合はJava Action実行時にエラーになります。

    以下の例では、アクティビティの優先度がUDA Priorityの値に設定されています。

    図11.11 Setting Activity Priority

  7. [OK]をクリックします。

注意

補償アクションを使用してこのアクションを補償する必要はありません。このアクションによって実行された変更は、Systemwalker Runbook Automation内に限定されており、プロセスインスタンスがエラー状態になった後ロールバックされるからです。補償アクションの詳細については“11.1.7 Java Actionのエラー処理”を参照してください。