チェインプロセスは、親プロセスによって活性化されると、親プロセスから独立して動作します。親プロセスは、チェインプロセスが完了するのを待たずに、親プロセス自体のプロセスフローに従って続行します。
親プロセスとチェインプロセスとの間では、データの流れや制御が1方向に限られます。プロセスの制御もUDAの値も、親プロセスには返されません。
チェインプロセスをモデル化する方法について説明します。
親プロセス定義を作成し、プロセスフローをモデル化します。
チェインプロセス定義を作成し、プロセスフローをモデル化します。
Chained-Processノードを親プロセス定義に追加します。
親プロセス定義とチェインプロセス定義を連結します。
その手順については、“9.2.1 親プロセス定義とチェインプロセス定義の連結”を参照してください。
プロセス定義が連結されると、親プロセス定義からチェインプロセス定義に簡単に移動できます。その手順については、“9.2.2 チェインプロセス定義の移動”を参照してください。
親プロセス定義とチェインプロセス定義の両方で、親プロセスからチェインプロセスに渡されるUDAを指定します。
注意
各プロセス定義で、同じ情報を扱うUDAに別の名前を付けることができます。ただし、同じデータ型である必要があります。異なるデータ型の場合、UDAをマッピングできません。
チェインプロセスに渡す必要があるUDAのデータマッピングを定義します。
その手順については、“9.2.3 チェインプロセスのデータマッピングの定義”を参照してください。