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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
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9.2 チェインプロセスのモデル化

チェインプロセスは、親プロセスによって活性化されると、親プロセスから独立して動作します。親プロセスは、チェインプロセスが完了するのを待たずに、親プロセス自体のプロセスフローに従って続行します。

親プロセスとチェインプロセスとの間では、データの流れや制御が1方向に限られます。プロセスの制御もUDAの値も、親プロセスには返されません。

チェインプロセスをモデル化する方法について説明します。

  1. 親プロセス定義を作成し、プロセスフローをモデル化します。

  2. チェインプロセス定義を作成し、プロセスフローをモデル化します。

  3. Chained-Processノードを親プロセス定義に追加します。

  4. 親プロセス定義とチェインプロセス定義を連結します。

    その手順については、“9.2.1 親プロセス定義とチェインプロセス定義の連結”を参照してください。

    プロセス定義が連結されると、親プロセス定義からチェインプロセス定義に簡単に移動できます。その手順については、“9.2.2 チェインプロセス定義の移動”を参照してください。

  5. 親プロセス定義とチェインプロセス定義の両方で、親プロセスからチェインプロセスに渡されるUDAを指定します。

    注意

    各プロセス定義で、同じ情報を扱うUDAに別の名前を付けることができます。ただし、同じデータ型である必要があります。異なるデータ型の場合、UDAをマッピングできません。

  6. チェインプロセスに渡す必要があるUDAのデータマッピングを定義します。

    その手順については、“9.2.3 チェインプロセスのデータマッピングの定義”を参照してください。