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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
Systemwalker

2.2.6 シナリオエディタ

シナリオエディタは、シミュレーションのシナリオを定義したり、シミュレーション結果を表示するメインウィンドウです。シナリオエディタを使用して、シミュレーションのプロパティを定義したり、シミュレーション結果を表示します。

すべてのシナリオは、ワークフローアプリケーションのプロジェクトまたはサーバのプロジェクトからプロセス定義をインポートする必要があります。シナリオで使用したプロセス定義は、ローカルのプロジェクトまたはサーバのプロジェクトへエクスポートできます。プロセス定義で定義されているすべてのアクティビティに対して、シミュレーションプロパティを指定できます。シナリオエディタを使用して、プロセス定義に属するすべての要素を追加、編集できます。

シミュレーションのシナリオを開くと、シナリオエディタが自動的に開きます。複数のシナリオを同時に開くことができます。シナリオエディタの上部のタブにシナリオの名前が表示されます。ナビゲーターの設定により、ファイル名またはシナリオ名がタブに表示されます。名前の左にアスタリスク(*)がある場合、保存されていない変更が含まれていることを示しています。

開いたシナリオがプロセス定義をインポート済みの場合、シナリオエディタの下部に別のタブとしてプロセス定義が表示されます。

図2.6 シナリオエディタ

プロセス定義を変更するには、シナリオエディタ下部のプロセス定義名の付いたタブをクリックします。上記の例では、経費申請というタブです。

[履歴データからシミュレーションのパラメタを獲得]のリンクから、リモートサーバにある履歴データを取得して、シミュレーションのプロパティに設定することができます。

シナリオエディタは、シミュレーション結果も表示します。この場合、シナリオエディタの下に、シミュレーションコントローラが表示されます。

シミュレーションコントローラ

シミュレーションコントローラは、シミュレーション実行の再生、停止、一時停止に使います。また、シミュレーション中のアクティビティの処理速度やアニメーションの速度の調整にも使います。シミュレーションコントローラには、シミュレーション結果を生成するためのボタンがあります。

シミュレーションコントローラは、選択したシミュレーションシナリオで[シミュレーションの実行]を実行したときに、シナリオエディタの下に表示されます。

図2.7 シミュレーションコントローラの表示