Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド

C.2.6 Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバがインストールされている場合の後作業

Systemwalker Centric Manager 運用管理サーバがインストールされている場合には、Systemwalker Centric Managerの環境復元と起動を行います。

1. Systemwalker Runbook Automationの停止とInterstageの停止

以下の手順により、Systemwalker Runbook Automationの停止とInterstageの停止を行います。

なお、OSの再起動直後にOSへログインした場合、Systemwalker Runbook Automationの起動処理が完了していない場合があります。システムログ(Windowsの場合はイベントログ)を参照し、以下のメッセージが表示されていることを確認してから、本手順を実施してください。

FSP_SW/RB-A_BASE: INFO: 00407: Systemwalker Runbook Automationの起動処理が正常に完了しました。

【Windows】

1. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker Runbook Automationを停止します。

   C:\> [Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\bin\swrba_stop

2. 以下のコマンドを実行し、Interstageを停止します。

   C:\> isstop -f

【Linux】

1. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker Runbook Automationを停止します。

   # /opt/FJSVswrbam/bin/swrba_stop

2. 以下のコマンドを実行し、Interstageを停止します。

   # isstop -f

2. Systemwalker Centric Managerの環境復元と起動

以下の手順により、Systemwalker Centric Managerの環境復元と起動を行います。

【Windows】

1. Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。

   C:\> [Systemwalker Centric Managerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\pcentricmgr

2. “運用環境保守ウィザード”を起動します。

3. Systemwalker Centric Managerの環境を復元します。“運用環境の復元”を選択します。
   ([ObjectDirector環境再作成の確認]画面では必ず[いいえ]ボタンをクリックしてください。)

4. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker Centric Managerのサービスを起動します。

     C:\> [Systemwalker Centric Managerインストールパス]\MPWALKER.DM\bin\scentricmgr

【Linux】

1. Systemwalker Centric Managerのすべての機能を停止します。

    # /opt/systemwalker/bin/pcentricmgr

2. Systemwalker Centric Managerの環境を構築します。(リストア用)

   # /opt/systemwalker/bin/MpFwSetup -mix

   • セットアップメニュー(初期メニュー)で“5”を入力し、保守メニューを表示します。

   • 保守メニューで“2”を入力し、Systemwalker Centric Managerリストア用環境作成を行います。

   • [通信環境チェック結果]という画面で“2”を入力し、Systemwalker Centric Manager環境を再構築しないで処理を続行します。

3. Systemwalker Centric Managerのリストアを実行します。

   Systemwalker Centric Managerのリストア手順の詳細は、Systemwalker Centric Managerのマニュアルを参照してください。

4. Systemwalker Centric Managerのサービスを起動します。

   # /opt/systemwalker/bin/scentricmgr

3. Systemwalker Runbook Automationの起動とInterstageの起動

以下の手順により、Interstageの起動とSystemwalker Runbook Automationの起動を行います。

【Windows】

1. 以下のコマンドを実行し、Interstageを起動します。

   C:\> isstart
   C:\> ihsstart -all

2. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker Runbook Automationを起動します。

   C:\> [Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\bin\swrba_start

3. 以下のコマンドを実行し、CMDBの再起動を行います。

   C:\> [Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdbm\bin\cmdbstop
   C:\> [Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdbm\bin\cmdbstart

【Linux】

1. 以下のコマンドを実行し、Interstageを起動します。

   # isstart

2. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker Runbook Automationを起動します。

   # /opt/FJSVswrbam/bin/swrba_start

3. 以下のコマンドを実行し、CMDBの再起動を行います。

   # /opt/FJSVcmdbm/bin/cmdbstop.sh
   # /opt/FJSVcmdbm/bin/cmdbstart.sh