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Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド
Systemwalker

1.2.6 構成情報の収集内容の検討

Systemwalker Runbook Automationでは、管理対象となるICT機器(業務サーバやネットワーク機器)についてITリソースの情報を収集して利用します。ITリソースの情報には種類があり、利用する運用操作部品などに応じて、どのような種類のITリソースの情報を収集するかを検討します。

また、収集するITリソースの情報の種類により、管理対象となるICT機器への環境設定が必要になります。


ITリソースの情報の種類を以下に示します。

収集するITリソース情報の種類と設定の関係を以下に示します。

  

収集する情報

SNMPエージェントの設定

Systemwalker Runbook Automationのエージェントの導入またはSSHの設定
(注2)

連携製品の導入(注3)

ノード情報

論理サーバ情報

インストールソフトウェア情報

ハードウェア情報

IPアドレス

ホスト名

OS名
LAN情報

ノード情報のみ収集する
(OS名/LAN情報を収集しない)

○(注1)

×

×

×

×

不要

不要

不要

ノード情報のみ収集する
(OS名/LAN情報を収集する)

○(注1)

×

×

×

必要

不要

不要

ITリソース情報を収集する
(ハードウェア情報を収集しない)

×

必要

必要

不要

ITリソース情報を収集する
(ハードウェア情報を収集する)

必要

必要

必要

○:収集する ×:収集しない

注1) ホスト名が、構成情報の収集を実行するサーバのhostsファイルまたはDNSに登録されている必要があります。

注2) SSHを利用する場合には、SSHで接続するための認証情報(ユーザーID、パスワード)を、管理サーバに登録する必要があります。

注3) 業務サーバにインストールされているサーバ管理を実施する連携製品と連携してハードウェア情報を採取します。そのため、連携製品を業務サーバにインストールする必要があります。


IPv6アドレスを持つノードを検出する場合は、DNSサーバを設定してください。また、検出するノードのIPv6アドレスをDNSサーバに登録してください。