OLEオートメーションで新たに追加されたプロパティ/メソッドにはタイトル部に(*)が付いています。
構文 | object. ActiveLu |
データ型 | 整数 |
アクセス方法 | 参照 |
初期値 | 0:「CX_SESSION_NONE」 |
対象エミュレータ |
|
現在アクティブなLUを表します。
エミュレータからの接続処理、LU切り替え処理、「Connect」メソッド、「ChangeActiveLu」メソッドによりアクティブなLUが変更されると、ActiveLuには変更されたLUの値が設定されます。
エミュレータ切断後は、ChangeActiveLuまたはConnectが呼び出されない限り、ActiveLuプロパティにはCX_SESSION_NONE(未接続)が設定されます。
「ActiveLu」には次の値が格納されます。
意味 | 定義名 | 値 |
---|---|---|
未接続 | CX_SESSION_NONE | 0 |
ディスプレイセッション1 | CX_SESSION_DSP1 | 1 |
ディスプレイセッション2 | CX_SESSION_DSP2 | 2 |
ディスプレイセッション | CX_SESSION_DSP3 | 3 |
ディスプレイセッション | CX_SESSION_DSP4 | 4 |
プリンタセッション | CX_SESSION_PRN | 5 |
構文 | object. ChangeActiveLu( lu ) | ||
引数 | 引数は次のものです。 | ||
項目 | 型 | 内容 | |
Lu | 整数 | 接続番号 | |
二重発行動作 | キャンセル | ||
復帰値 | 0:正常/その他の値:異常 | ||
対象エミュレータ |
| ||
関連プロパティ | WaitTime,ActiveLu |
接続中のLUの切り替えを行います。
切り替え後「ActiveLu(アクティブLU)」プロパティへ切り替えられたLUが設定されます。
未接続のLUを指定した場合エラーとなります。
構文 | object. Connect( lu ) | ||
引数 | 引数は次のものです。 | ||
項目 | 型 | 内容 | |
lu | 整数 | 接続番号 | |
二重発行動作 | エラー復帰(3007:同一メソッドが処理中です) | ||
復帰値 | 0:正常/その他の値:異常 | ||
対象エミュレータ |
| ||
関連プロパティ | WaitTime |
ホストへ接続を行います。
「SystemConnection(システム状態)」プロパティで CX_SYS_NOTREADY(未接続)以外の状態を確認した時点でメソッドの処理は完了します。
接続に失敗した場合は、自動的にオフラインで起動します。
引数LUに指定する値には次のものがあります。
意味 | 定義名 | 値 |
---|---|---|
ディスプレイセッション1 | CX_SESSION_DSP1 | 1 |
ディスプレイセッション2 | CX_SESSION_DSP2 | 2 |
ディスプレイセッション | CX_SESSION_DSP3 | 3 |
ディスプレイセッション | CX_SESSION_DSP4 | 4 |
プリンタセッション | CX_SESSION_PRN | 5 |
接続が確立された場合に「ActiveLu(アクティブLU)」プロパティへ値が設定されます。
構文 | object. Disconnect( ) |
引数 | なし |
二重発行動作 | エラー復帰(3007:同一メソッドが処理中です) |
復帰値 | 0:正常/その他の値:異常 |
対象エミュレータ |
|
関連プロパティ | WaitTime,WaitStatusTime |
現在アクティブな状態のLUを切断します。
ホストが処理中の間は、「WaitStatusTime(ホスト状態監視時間)」プロパティの値に従って処理中の解除を待ってから、切断処理を開始します。
処理中の状態が「WaitTime(メソッド応答待ち時間)」プロパティで設定された時間以上に続いた場合は、強制的に切断して正常に復帰します。
切断後、「ActiveLu(アクティブLU)」プロパティへCX_SESSION_NONE(未接続)が設定されます。